先週より上演開始した、
東宝ミュージカル「エリザベート」
私が行かないわけがありませんので、
何とかチケットをゲットしまして。
今日はその初回。
何度も行くんだね、そうだよねえ…
おそらく、自力で取ったチケットでは
最良の席だと思います。
今後はオークションとか使わない限り、
前から2列目なんて、絶対、無理。
そーいう良席だったものですから、
表情はもちろん、
役者さんの息づかいまで聞こえて来そうな
（舞台裏のごそごそまでばっちり届きましたので）
臨場感あふれる舞台を堪能しました。
いやー、帝国劇場はやっぱりいいわ。
舞台が広くてダイナミックですね。
東宝版は久方ぶりの観劇で、
（以前、主役が代替わりした時は
なんだかんだでいけませんでしたので未見です）
主役が初代の一路さん以外というのに
なじめるかなあ…と、
今更ながらの不安を感じなかったわけでもなかったんですが…
エリザベートの瀬名さんは良く演じられていたと思います。
平たい感想ですけど、
やっぱり宝塚のトップだった人なので、
安心して見られるといいますか、
…まあ、意外性がなかったと言えなくもないですが、
何度も演じ続けると、
優等生的な演技から
瀬名さんならではの妙味が見えてきそうで
期待が持てます。
トートの山口さんは、
相変わらずのベルベットボイス。
官能的な声はすばらしい。
あ、でも、今日は高音がきつすぎたようです、
これはあえてそーいう風にアレンジしてたんでしょうか、
音響の方。
ルドルフは浦井君じゃなきゃいやだなー、だったけど、
田代君ですか？
彼も良かったですねえ、
表情がね、なかなかのもので、
場を引っ張り、間を持たせられる演技も
新鮮に映りました。
何度もリピートして見てると、
次はこうだろうな、という心構えが
見る側にもできてくるんですが、
それを裏切ってくれるところは嬉しい。
これは全般に言えることでして、
キャストが複数入り交じる今回の公演、
見る日によってまったく違う舞台が
現れるのだろうな、という期待が持てます。
初見の人も、
リピーターも、
双方楽しめる演目、
若干席に余裕があるようですので、
機会がありましたらこちらもぜひ。
蛇足ながら。
2幕目も終幕、
ルキーニ役の高島さん、
口を開けたらあらびっくり。
舌が真緑なんです！
実は、私の隣に親子連れさんがいまして…
こどもだからやっぱり、
2幕もある演目はじっと座ってみるのは
無理あるんですよね、
終盤あたり、我慢も限界っぽかったので、
緑の舌はこどもを黙らすには十分。
絶対、演出ではなく、
お子様へのサービス・サインだったのだと
信じているんですが…
やっぱ、ルキーニの舌は
全公演通じて真緑なんですかね？
オペラグラスをお持ちの方、
ルキーニの口に注目ですよ！
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