t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

赤福お福

2007-10-22 21:33:42 | 興の広場
小学生の頃は大阪在住だった私の修学旅行先は
三重県の伊勢神宮でした。

お伊勢さんといえば、赤福です。
おみやげの代名詞です。
まず、必ず、1つは買って帰る品です。
学校で定められたお小遣いでは
餅買っただけで終わってしまいます。

だからでしょうか、
学校側がおみやげ用餅の事前購入を斡旋してました。
あらかじめ必要個数を申し込んでおくと、
帰宅時に持ち帰れるというシステム。
当時は宅配まではしてくれませんでしたが、
なけなしのお小遣いが餅代に消えることがない上に
餅持って歩かなくても良いという、
とても有り難いシステムの用に思えましたので、
我が家でも申し込みをしたのです。

で、帰宅してパッケージをよく見てみたら。

眼にも鮮やかなピンクの包装紙におたふくの顔。
商品名は「お福」とあります。

そうです、赤福餅ではなく、
別メーカーのお福餅だったのです。
餅の上にこしあんが乗っかかっているわけで、
ほとんど同じと言っても過言ではないのですが、
赤福餅ではなかったことに痛くショックを受け、
修学旅行=パチモン買わされた思い出は
今持って消えず残っているのです。

 ちょっと大袈裟。

餅にあんこをのっけたお餅は、
お伊勢さんでは他でも供されていたようでして、
赤福もお福もどっちが本家とかパチモノとか
いうわけではないそうなんですが、
赤福・お福と聞くと、小学校時代の思い出と一緒に
何とも懐かしく、苦い気分になるのです。

どっちも美味しいんですけどね。

昨今巷をにぎわせている赤福偽装問題、
もしかしたら私が修学旅行に行った頃からすでに
この手の偽装は行われていた可能性が否定できないんだな、
賞味期限はアテにならないもんだな、
冷凍技術の進歩はすごいなー、
健康被害の話題が出てこないのは不思議ー、と、
とぼけた感想しか出てこない私、
どこかずれてますでしょうか……

冷凍品を解凍しても充分販売に耐える
クオリティが保てたのだとしたら、
濃縮還元果汁みたいな、解凍品だから廉価です、みたいな
売り方も出来たかもしれないのにな。
本店限定・本家本元赤福は日持ちしません、で
付加価値もつけられたかもしれないのに。

経営判断を誤るととことん落ちていくだけ、の
反面教師とも言えなくもない赤福騒動、
赤福餅が再登場する日は来るのでしょうか。
まあ、似たようなお餅なら、
しこいようだけどお福餅もありますからね、
「もう食べられないのか!」と
嘆かなくてもいいんですけど。
コメント (6)
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