翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

顔にしょうがい

2010年05月17日 | 英語・翻訳
例えばの話です。。。

 「顔に傷害が残った」という日本語の原文があったとします。
     ↓
  顔にしょうがい?残った?
  「障害」の誤記では?
     ↓
いや、プロの文章ゆえ、過ちはなかろう。
そーか、傷が残ったか・・・。なにやら時代劇風の連想をしてみる。
     ↓
しかし、日本語としては「傷が残った」「傷跡が残った」の方が自然だよね。
     

と、まぁ、こんな感じで楽しく連想。

はい、仮の話なのでオチはございません。

と言ってしまっては風情のかけらもないので(何が風情だい!)・・・もうちょっと補います。

こういった類いの文章は、ほぼお金がからんだストーリーになっております。(でたーッ!十八番「ストーリーを追う」!)
損害賠償でどれだけとれるか、またはどれだけ補償を受けられるか。

となれば、シメタモノです。
(かなり高い確率で)根拠条文が出ていますから。
そこで、条文を引いて正解にたどり着くという仕組みです。
\(^o^)/

さて、今日も楽しく作業するぞ。



(写真は、記事とは何の関連もない「武蔵国府関連遺跡」 お?やはり時代劇か(@_@))






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