翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

太陽回遊アプリ(国立天文台)

2018年07月12日 | 天文/科学

以下、国立天文台のサイトの説明文章の引用(抜粋)です。

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太陽面を自由に動き回って、太陽の基本構造を直感的に体験いただく「太陽回遊VRアプリ」のストア配信(無料)を開始。

アプリ概要:太陽観測衛星「ひので」の観測データにもとづくリアルな太陽を体験!

 宇宙空間から太陽に近づいていき、太陽表面に降り立つと・・・、黒点があり、上空に磁力線が伸びています。そんな太陽上の空間を自由に移動することができます。さらに、「大気切り替え」のアイコンで、温度の異なる様々な太陽大気の層の様子を見ることができます。国立天文台太陽観測科学プロジェクトがコンテンツを企画しました。

 画像や動画には太陽観測衛星「ひので」による実際の観測データを使用し(一部)、リアルな太陽を再現しています。
 

◇4つの鍵を集めて、動画を見よう!
 太陽面上に4つの鍵が隠されています。太陽面上を動き回って鍵を探してください。1つ鍵を取得するごとに1つ、迫力のある「ひので」衛星打ち上げや太陽フレアなどの動画が見られます。

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ただし、ご存じのようにVRは気分が悪くなることがありますので、長い太陽散歩はご注意ください。

また、ios版とアンドロイド版のみであり、PC版が今はないようです。


グランドフィナーレ!カッシーニ!

2017年09月10日 | 天文/科学

97年10月に打ち上げられてから、20年にわたるミッションを完了します。

数々のすばらしい成果を上げましたね。

衛星タイタンに探査機ホイヘンス着陸、エンセラドスに接近探査、土星の環の内側を通る!などなど。

そして、いよいよ、9月15日に土星の大気圏に突入し、燃え尽きる・・・ 土星の一部になるんですね・・・

ありがとう & さようなら カッシーニ!

 (ちなみに、カッシーニという名前は、土星の環にすきまがあることを発見した17Cのイタリアの天文学者カッシーニから。)

NASAのサイトではカウントダウンも。

 

NASA at Saturn: Cassini's Grand Finale


小惑星カリクローを取り巻くさざ波の環

2017年05月25日 | 天文/科学

小惑星カリクローを取り巻くさざ波の環

京都女子大学(論文発表時は筑波大学)の道越秀吾氏,国立天文台の小久保英一郎氏が,スーパーコンピュータ「アテルイ」を用いて,遠い小惑星カリクローの周囲に存在する環の,実スケール大域シミュレーションに初めて成功しました.このような環全体を計算対象とし,粒子の自己重力を考慮した実スケールシミュレーションは,土星の環においても行われておらず,世界初の試みです.シミュレーションから,環の物質がカリクロー本体に比べて軽い物質からできていることがわかりました.さらに環には粒子の重力によってさざ波のような構造が生じ,環の寿命が従来推定されていたよりも非常に短くなる可能性があることがわかりました.これらの成果は,カリクローの環の起源や進化を解明する鍵となります.(2017 年 4 月 28 日 プレスリリース)


微惑星の形成

2017年03月26日 | 天文/科学

微惑星の形成(VR版)

 

ミクロからのはじまり:ダストと呼ばれる数ミクロンの固体微粒子

重力不安定:ダストが薄い層になって集まると、濃い部分の重力が強くなり、周りのダストを引きつける

合体成長する微惑星:さらに時間が経過すると、微惑星にダストが集積し、微惑星が大きくなる

(国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトの説明より)