翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

Windowsとofficeのセキュリティ+追記

2007年04月30日 | PC・携帯等
WINDOWS(を使っている人)はアップデートして最新の状態にしておくことは当然としても、

意外に忘れがちなのが、Word やExcelをはじめ、office(のセキュリティ)の更新です。

翻訳を業とする人のみならず、メールやインターネット等を利用して外部と接触(接続)をする場合には、セキュリティを最新の状態にしておくことが必須不可欠。

特に、マイクロソフト社がサポートを打ち切ったWindows 98 や Windows Meなどは、インターネットに接続しない環境での使用に限定するなど、注意が必要です。

マイクロソフト社のofficeの更新サイトはこちら
自分の使っているものが最新のセキュリティになっているか確認してみてはいかがでしょう。



追記

以前は、MS社のワードをはじめ事務用ソフトウェアのコピーを買わないか、といったDMが来ていました。
  どこから私のメルアドが流れたのか? 
  堂々と?豊富な品揃え!?で、当時はとても驚いたものです。
最近は、この類いは迷惑メールで自動的にカットされているようですが。  

  

「迷惑メール」から話が飛びますが、友人の携帯に迷惑メールが毎日ドドっと来て悲鳴を上げています。私の携帯には皆無。これって、通信事業者の違いでしょうか?

リーガル07春シーズン開幕

2007年04月22日 | 教室
昨日から、英日07春クラスが始まりました。

(昨年も書いたのですが)メンバー構成もその都度異なり、翻訳経験の全くない人が多いクラスもあれば、反対のクラスもあります。
果たして今学期はプロの集まりとなりました。(注:この場合「プロ」というのは法律翻訳を業として行っている、という意味ではありません。)
皆さん、かなりのレベルで揃い踏み(^o^)
質問も活発で、英日のみならず、日英に関するいろいろな質問が出ました。

   

ところで、「シーズン開幕」はプロ野球にひっかけたのでありますが(^^♪
次回の授業にはトラのペンケースを持っていきますね(って、関係ないか

新携帯その後

2007年04月16日 | 雑記
新しい携帯電話「その後」です。

① 予測どおりテレビは見ていません。画面も小さく、よほどのことがない限り、見ません。

② 辞書。これは便利!携帯本体にも辞書機能はついてますが、無料(通信料はかかる)の辞書サイト(通信事業者によって異なるようです)を利用しています。国語、英和、和英が揃っていて、簡単なものは間に合います。

③ WEBサイト。PCビューアーを使わなくても、wikiは携帯サイトがあるのをはじめ、メジャー?なサイトはグーグルが携帯用に変換してくれているようです(@_@) 私のHPいざないも変換してくれないかな、と一瞬思いましたが、あり得ません。

④ 以前、このブログでもご紹介した帰宅支援マップ(首都圏版、京阪神版、名古屋版)、これも無料(通信料はかかる)で使えるのでビックリ。

⑤ 料金。これまでは、基本料金で十分でしたが、利用範囲が広がったせいか、毎月、従来の倍以上に跳ね上がっています。(定額を利用してます。)
ま、仕方ないか。

最初に「新しい」と書きましたが、次から次へと新機種が出てきて、アッと言う間に「新」ではなくなる携帯電話・・・。私などは、着うたフルで音のよさに感激しているレベルです

地域団体商標制度

2007年04月13日 | 法律
特許庁が地域団体商標制度を公表しました。

これについては、英日06秋クラスでもお話しましたが、地域名+商品名で構成される商標です。これまで商標法では基本的に商標登録を受けることはできなかったのですが、地域ブランド育成を目的として2005年に「商標法の一部を改正する法律」が成立、2007年4月1日に施行されました。

上記HPには概要、一覧などが掲載されており、江戸切子、京の八ツ橋等ご存知のものも多いと思います(^_^)

特許庁の当該サイトはこちら


二足のわらじを履いて春の風邪

2007年04月12日 | 雑記
先月来の睡眠不足が手伝ってか、風邪が長~く続いています。
ちょうど翻訳者の多忙期と新学期募集時期が重なる為、勢い、どちらかが犠牲にならざるを得ません。

結局、後者が犠牲になりそのまま新学期を迎えることに。(汗)

こういうときは、正直に言って「二足のわらじ」はキツイ。

しかし、翻訳の実務があるからこそ、新たなノウハウなどを授業でアウトプットできるのであり、ここで大きなジレンマに陥るわけです。翻訳実務も翻訳者を育てることも好きだし…  

それにしても翻訳者としてフル稼働しながら、(教えるだけでなく)教室運営は大変なことだと改めて思った春でした。 

来週から新学期が始まります。
シンドイ春から風爽やかな新緑の季節に向け、気分一新!です。


リーガル日英クラス終了

2007年04月08日 | 教室
昨日、リーガル翻訳日英クラスが終了しました。

今学期は、進みが速く、教材を補足すること2回!

最後はちょっと?難しいものを出しました。

そこで改めて思ったのは、

  まだまだ日本語に引きずられやすい、ということ。

日本語独特の枕詞のようなものは必ずしも訳出する必要はないわけです。

まぁ、これも学習を通して、コツをつかんでいってくれればOK。

今学期初めて日英にトライした人は、最初は少々荒削り^_^;でも最終回は進化していましたら、今後が楽しみです。

継続生は既に一定のレベルに達している人も多く、こなれた英文を書いてきますが、これも生徒さん各自の弛まない努力の賜物ですね。

初めて日英を学習する場合、最初は英作文レベル?でも、ガックリ落ち込むことなく、自分のペースで予習・復習して授業を消化していけば、英日の基礎が出来上がっている限りは徐々に「活きた」英文が書けるようになっていきます。

教師としては、生徒さんがどんどん進化していくのを見るのはやはり喜しいですね

皆さん、ホントにお疲れさまでした!


脚注の悲劇(日英)

2007年04月03日 | 英語・翻訳
(脚注のついた文章はこれまでもたくさん扱っていますが、このような経験は初めてだったので・・・)

日英、データの上書きで作業を進めておりました。

文中、脚注がたくさんついており、その数を例えば101としますね。

すると、あら不思議、推敲の段階で脚注の最後が100だったのです。

(@_@) (@_@) (@_@) 

驚いたの何のって^_^;
脚注の101番が落ちていただけなら話は簡単なのですが、101番(の内容)は100番として健在(笑)、つまり、番号が1つずつずれているわけです。


 一体、ど、どこで?

さぁ、これからが大変。どこの脚注が落ちたのか、最後からひとつずつ確認していきました。数が多い分大変な作業です。

確認作業の結果、(例えば)50番の注が抜け落ちていたとすると、そこから順に内容がずれていったことが判明。そこで、50番を復活させたのはいいけど、まだ内容はズレたまま。大変でした(このあたりは、次の日英の授業で話します)

ところで、

 なぜ50番が消えたのか?

50番がついていた本文は、1文の中ほどにある漢字数文字のかたまりだったのですが、それを英文にする際に、私は1つの文章に開いたわけです。はは~っ、これで上書きの際に「50」も消えちゃったんですね、きっと。

いやはや、この修復作業に結構時間を消費し、結果として自分に更なる負荷をかけることになりました。

しかし、物は考えようで、これを裏から見れば、実に貴重な経験をしたことになります^_^;
人間、いくら注意しても(頭が疲労していると一層)ポカが出やすいですから、気を引き締めましょうぞ。(^o^) 

これまで、翻訳に関しては悲喜交々いろいろな事件!?に遭遇していますが、まだまだ未知との遭遇はありそうです。