翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

Last Will of MJ

2009年07月10日 | 英語・翻訳
先日、急死したマイケルジャクソンの遺言が公開(@_@)されました。

とても読みやすく、前回の授業でお話したところです。
"fails to (survive me), or is unable or unwilling to act・・・"
failの使い方、 unable と unwilling の意味の違い、イニシャル署名などなど、一見何でもなさそうな表現が翻訳者の眼を通すとまた違った色彩が・・・。

昨年の日英の授業の一部に遺産分割協議書を取り上げたのですが、MJの遺言にも、授業と同じような言い回しも出てきます。
ちょうど、その時の生徒さんが現在の英日クラスにもいらっしゃるので、「復習にもってこいだから、サラーっと読んでみるといいですよ。」と。(ちょっとー、いったい何の授業なんだー???^_^;)

ところで、マイケルジャクソン、日本公演行きました、昔(^_^)。
しかし、MJのパフォーマンスより警備のすごさの方が印象に残っています。う~むぅ。(ーー゛)

下記の書籍は、上坂冬子さん(編集)の「遺言」であります。
そそっかしい私は、最初は上坂さんの遺言かと思い、次に有名人の遺言を集めたものかと思い、最終的に遺言にまつわる随筆であることがわかりました。中には大杉栄など、歴史が苦手な人には「誰?」とわからない人も登場します。そうそう、以前このブログのどこかで書いた森鴎外の遺言もありましたね。


遺言 (日本の名随筆) 上坂冬子(編集)

作品社

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