漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 平成28年度 第3回 答え合わせ ~余談~ その4 「盥“澡”」(つづき)

2017年02月07日 | 漢検1級受験歴
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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いよいよ200点満点か!(笑) あったぞお~「盥“澡”」・・・

●書き問題「毎朝起床後カンソウして身を清める」・・・(おそらく漢検さん・出題者の期待している正解は「盥漱」)・・・
●本日、図書館で調べてみた・・・

・大字源・大漢和・漢字源
 「盥漱」のみ。「盥“澡”」はナシ・・・ただし、「“澡”盥」はアリ(大字源・大漢和・字通)、意味は(辞典によって少し違うがほぼ)「口をすすぎ手をあらう」という意味。同義で、「澡漱」とも。

・字通
 上記のほか、「盥“澡”」あり!!・・・但し、意味は簡単に「ゆあみする」とだけ書いてあった・・・。

●ふふふ、どうなるか、楽しみ~・・・

 ・正解であろう「盥漱」は、この熟語の出典である「礼記」の「父母に事えるに・・・盥漱して・・・」という問題文で出されたら、文句言えないだろうけど・・・今回の問題文なら、「盥“澡”」でも意味が通じないこともないと思われる・・・

 ・とりあえずは、「澡盥」という熟語しかないのなら仕方ないかも・・・と少し諦めていたが、ずばり、字通に「盥“澡”」と記載されていたんで、これはひょっとするとひょっとする・・・(笑)
  *字通では簡単に「ゆあみする」と書いてあるだけだが、ネット上の「盥澡」には、“手をあらい漱ぐ”という意味合いのことも書いてあるし、「澡」には“清める”という意味も読みもあるんで、ほぼ、同じような意味の熟語と思ってよいのではないだろうか・・・

 ・40日後の採点結果がこんなに待ち遠しいのは初めてだな、ふっふっふ・・・
  ・自分では今回間違いナシってとこ(実質200点満点)
  ・もし、✕にされてたら、漢検さんに見解を聞いてみよう・・・。
 ・ただ、もし〇にしてくれたら、漢検さんをほめてあげようか・・・でも、この場合は、他の“アラ探し”で必死に減点探しされるだろうなあ、ははは、でも、それはそれで構わない、自分としては実質満点ということで満足できるから・・・万一、満点取れちゃったら、ホント、次回以降の遣り甲斐というか学習意欲がどうなるか、そっちのほうが心配だもんな・・・

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コメント (14)
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漢検1級 平成28年度 第3回 答え合わせ ~余談~ その3 語選択

2017年02月07日 | 漢検1級受験歴
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●今回の語選択問題・・・
1.躓くこと。また、不遇なさま。
2.めったにみられない書物
3.考え調べて明らかにする
4.分を超えて欲すること
5.物事の土台

(選択肢)きこうぼん ・ こうかく ・ こんたい ・さた ・ せいこく ・ そうろう ・ どんらん ・ひぼう

●受検し始めのころは難しくて思い浮かばない熟語も多々あったので、必死に、選択肢を見ながらの正解探しをしていた。最近は、解き方が変わってきていて、選択肢は見ないで、まずは意味1~5を見て、自分で、対応しそうな熟語を思い浮かべてから、選択肢を見て考えて解答するようになっている。

●例えば、今回もこういうふうに、まずは連想・・・
1.➪ ん?てんけつ(顚蹶)、ちてん(躓顚)、けっち(蹶躓)、(ん?不遇なさま ってあるから・・・)轗軻?・・・(ここで、選択肢をみる)・・・ん?「さた」?「さだ(蹉跎)」のことか? 「蹉跎」って“さた”とも読むのかな・・・たぶんそうだな・・・で、「蹉跎」 *このとき、「跎」の字を思い出すのに苦労した・・・「跎」の右側は「宅」だったかと相当悩んだ(苦笑)全問題中、一番、この字に時間がかかったのではないか(苦笑) 
2.➪ これはリピーターにとっては簡単。正解の「稀覯本」しか、思い浮かばす・・・選択肢をみる・・・あった。やっぱりな・・・って感じ。
3.➪ ん?こうかく(考覈)、けんかく(研覈)、しんかく(審覈)・・・選択肢「こうかく」・・・「考える」だからな、「考覈」だなって感じ。
4.➪ ん?だい(朶頤)、ぎょうき(僥冀)、きゆ(覬覦)・・・きゆ(覬覦)かな?・・・選択肢にないじゃん・・・でも「ひぼう」って・・・ああ、「ひぼう(非望)を覬覦する」の「非望」のほうかな・・・ちょっと字は簡単だけど、ときどき、盲点としてこういう熟語を出すからな、たぶん、「非望」でいいんだろうな、ふふふ、これは面白い・・・おっ?選択肢に「どんらん(貪婪)」ってある・・・ふふ、これが今回のひっかけか・・・ふふん・・・って感じ。
5.➪物事の土台?・・・(よく出る)けんよ(権輿)とか、らんしょう(濫觴)とかか? ・・・選択肢にねえじゃん・・・ん?“こんたい”・・・はっはあ、“根蔕”か・・・これはもしかしたら初出かなって感じ。

●この方法の利点
・「非望」のように、「覬覦」からすんなり連想して導き出せて正解にたどり着ける手段ともなりうることが分かった。・・・もっとも、この「非望」は、単なる熟語としても知っていたから、こういう方法でなくても正解に辿りつけたかも知れないが・・・。
・他の(たとえば)「対・類」問題などへも応用できる・・・発想力の訓練にもなる。
<宣伝(笑)>「非望」「非望を覬覦する」・・・弊ブログの問題で何カ所かで掲載しています・・・

●ブログの復習
・弊ブログの「語選択問題」や「対・類問題」などは、復習の際、こういうやり方で復習している。こういう方法のほうが、発想力の訓練になるほか、語彙力も増したり維持できる気がする。単に正解の熟語だけでなく、他のたくさんの熟語・語彙を記憶して維持していくのにも役立つ・・・と思う。

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