人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

残飯の処理

2019年12月26日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

今日の読売新聞の報道で、高校教師が給食の残ったパンと牛乳を数年間に渡って、自宅に持ち帰り飲食して、減給処分となったが、依願退職したと言う。金額にして約31万円相当で、この教師は全額弁償したと言う。

私の会社でも、一日に数百食の給食弁当を会社や役所、各種団体、個人宅に配達しているが、相当量の残飯を処理している。テレビのコマーシャルで「ユニセフ」のCMを見るたびに、何とも言えない不合理を感じ、涙が溢れる。

個人的に一人で持ち帰る事が問題なのか、職員全員で分ければ問題が無いのか生徒に分け与えれば問題が無いのか私には、規則は分からないが、書面では破棄すれば問題が無い様に感じてならない。

温暖化が叫ばれ、食品ロスも問題視される中で、残った給食をどのように処理すれば許されるのか弊社でも日々の残飯処理には、相当の経費も掛かる。日々帰ってくる給食の残飯を確認し、残さずにご飯が無くなっている場合は、少し量が足りていないと判断し、翌日は量を増やしている。逆に多くのご飯が残るようであれば、少し減らして盛り付ける。

学校の業者への発注数に問題が無かったか量が多すぎれば、量を少し減らして、給食費を少し下げる工夫も必要だろう。

この教師は、持ち帰った理由に「もったいなかったので」と話している。行為が違反なら「もったいない」を無視して捨てろと言う規則なのだろうか

給食メニューの個人的な好き嫌いはあると思うが、「もったいない」と言う感情を育む所が学校であり、家庭である。

懲戒処分を受けたと言う事は、許されない行為をしたと言う事なのだろうが、同じ給食を扱う者として、公正で残飯の出ない仕組みを考えると共に、規則を再考して、「もったいない」と言う感情を持つような生徒を育てて頂きたい。

この教師は還暦も過ぎての依願退職となったが、これから先の彼の人生にエールを送りたい。

私の世代は、「質素倹約」で育てられた。溢したご飯は皆んな拾って食べたものだ。贅沢が経済をけん引してきたが、そろそろ見直す時代に入ったかも知れない。痴漢を見つけても「知らぬ存ぜぬ」でも犯罪者では無い。一方で「もったいない」と思い持ち帰った教師は「懲戒、依願退職」で、何とも割り切れない事件である。好き勝手を書きました。私は、規則やルールは知りません。感情に任せて書いていますので、ご立腹の方には、お詫び申し上げます。どうぞお許しください。

最近は、体調も良く元気に仕事に励んでいて、闘病生活の話題から少し外れているが、お許しください。

今年も残り僅かになった。この一年も体調に大きな変化は無く、ありがたい一年であった。もう少しの来年4月には、最初の膀胱がん、前立腺がんの手術から5年が経とうとしている。2年後に見つかった悪性胸膜中皮腫も今月で3年が経過した。「奇跡かまぐれか」、今も元気に日々を過ごしている。元の身体では無く、多くの後遺症も残っているが、今となればこれも生活の一部であり、身体の一部だ。少し無理をするくらいが、健康管理には丁度良いと思っている。前へ、前への心境だ。

お正月も近づいて来ました。皆様には風邪など引かれない様に、ご自愛ください。

では又ね

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