人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

定期健診を受診

2019年11月22日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

20日には、予定されていた3か月ぶりの兵庫医科大学病院での定期検査に行ってきた。11月で悪性胸膜中皮腫の手術から3年が経過した。

少し大がかりな検査となったが、転移や再発、リンパにもそれらしき症状は見られず、順調に経過していると説明を受けた。肺活量の検査も行ったが、健常者の90%程に回復して、日常生活には支障はない。

主治医の先生の話では、以前は肺の全摘出手術が主流で、肺が無くなる為に術後の生活に大きな支障を来していたが、私が受けた手術は肺を温存して、肺を覆っている膜をはぎ取ると言う手術で、手術の大きさや危険度は変わらないが、肺を温存するために術後の生活は全く違うとの事。

6年ほど前より、試験的に始まって私は3年前に手術をしていたのだが、当時は私で30例くらいで、生存率や後遺症のデーターが少なく、術後の状況は手探りだと聞いていたが、あれから3年が経過し手術も150例ほどに増えて、生存率は50%で以前の術式より伸びているとの説明であった。

しかし、これはあくまで手術が受けられる初期から中期の患者さんで、手術の出来ない人が大半らしい。手遅れという状態だ。

50%と言うと高率の様にも思えるが、半分の75人は、この6年間に亡くなっていると言う事になる。やはり、恐ろしい病で有る事に違いない。同席していた妻も、ホット一安心の表情を見せた。

今後は、豊岡病院の泌尿器科で受けた、膀胱がんや前立腺がんの時のように、3年の経過後は、定期検査も半年に1度かと思ったが、少し取り残した膜があり、引き続き3か月に一度の検査が継続されることになった。まぁ、私としては安心で良いのだが゛・・・・・

一度は諦めた人生も早3年が経過し、新たに2人の孫も誕生して夢の様な生活を楽しんでいる。何とも感慨深いものがある。運が良かったとしか言いようがないが、人生何が起きるか分からない。慎重に堅実に判断しながら、今後も精進を続けたいと思う。

私の周りの人も当時の出来事が、嘘だったかのように記憶から無くなっている。ありがたい事であるが、やはり当事者の私は、あの恐怖は一生忘れる事は無いだろう。

インフルエンザが流行っているようです。私は予防接種の注射を受けたが、皆さん気を付けましょう

では又ね

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