人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

久しぶりの親子酒

2018年08月08日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

私は、85歳になる義母と妻の三人家族で生活して居る。隣には長男家族が孫二人の4人で住んでいる。妻の旧姓は山田と言う。義母には娘二人がいるが、旧姓の山田を継承する人が居ない為に、義母が最後の山田姓となる。

毎年、私と妻で山田家の先祖代々の墓の管理をしてきたが、三年前の闘病生活によって、私が管理出来なくなり、長男と次男が都合に合わせて、交代で妻と二人で墓掃除をしてくれている。

山田家の墓は、山の斜面に面した高い所にあり、私には少し重労働になる為に、最近は息子たちが変わって行ってくれているが、私達夫婦が元気な時は当然としても、子供たちに今後も山田家の墓の管理を押しつける訳にもいかないので、亡くなった義父の生存している兄弟にも相談して、申し訳ないが墓じまいをする予定になっている。

そんな訳で昨日は、会社から5分の所に住む二男が、中元を持って、公休日の為に墓掃除に来てくれた。猛暑の中で、妻と二人で約二時間かけて、綺麗に掃除してくれたので、これで盆が来ても安心だ。

二男の嫁は9月1日に第二子の出産を控えていて、昨日から実家に帰って出産の準備をする事になった。それと言うのも二男の仕事は、精密機械の製造メーカーで夜勤が発生するために、不安だと言う事で第一子の時も同じ対応をしていたのだ。幸い嫁のお母さんは、時間にゆとりが有る為に何時でも対応してもらえるので安心だ。

数年ぶりに昨夜は泊まると言うので、隣に住む長男にも連絡を入れ、「三人で一緒に飲まないか」と声を掛けた。ところが、長男は今年は町内会の役員をしていて、昨夜は秋に行われる町内運動会の打ち合わせの会議があるとの事。

先に始めていると21時ごろに長男も帰宅したので、改めて妻と四人で昔話を懐かしく思い出しながら親睦を深めた。子供時代の話や大学時代の話。孫の子育ての話など楽しい会話が弾む。

長男の嫁も偶然だが、今月に第三子となる長男の出産を控えているので、同席はしなかったが、久しぶりの親子水入らずの夜となった。

その間にも妻の「肩たたき」すると「まだ、やっとるんか」と言って驚かれたが、これは「私の大切な意思表示の仕事だ」と言うと「もう10年位はなるでぇ」と。大丈夫、大丈夫

夜も更けて来たので、私は先に休んだが、昨日は長女が欠席していたので、次回は年に一度くらいは私達夫婦と子供達3人の5人で食事会をしようと約束した。

毎年の正月には、子供達3家族と新年会を楽しんでいるのだが、親子水入らずも良いものである。来年の正月には、孫も二人増えて7人となり、16人の新年会になりそうだ。ありがたい事で感謝している。

幸い今の所、義母も耳は聞こえないが、新聞も読むし元気だ。しかし義母は、ガンで夫を56歳の若さで亡くして、残された義父との生活も10年を超え、小姑も多かった為に苦労も多かったと聞く。「私は今が一番幸せです」とも言った。

長い人生には何が起きるか分からないが、そう言ってもらえると私も嬉しい。高齢とは言え、お互い気も使うが、同居した判断は間違いでなかったと満足している。

皆さん、墓掃除はしても、入らないように気を付けてね

では又ね

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