この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることも無しと思へば――道長は権威の極致に達した日の宴でこう詠んだ。
しかしこのとき、すでに持病の糖尿病が相当悪化していたことが知られている。糖尿病性白内障が進行していて、間近の人の顔を見分けることすらできなくなっていたという。
道長と糖尿病____1
道長と糖尿病____2
しかしこのとき、すでに持病の糖尿病が相当悪化していたことが知られている。糖尿病性白内障が進行していて、間近の人の顔を見分けることすらできなくなっていたという。
道長と糖尿病____1
道長と糖尿病____2