人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

没日について

2008-06-26 12:55:01 | 死の位相学
■誕生日と死亡日が同一であることを生没同日といいます。たとえば坂本龍馬は旧暦の天保6年11月15日に生まれ、慶応3年11月15日の夜、京都の近江屋で中岡慎太郎と会談中に幕府見廻組に襲撃されて斃れています。
また、人によっては自分の死をあらかじめ予言したり、あるいは幻視するなどする場合があります。こちらのほうは生没同日よりも断然特異なケースといえますが、たとえば西行の場合でも御船千鶴子の場合でも、その事実を不思議に感じることの根本に、因果律の転倒を指摘することができると思います。

〈没日について〉_1

〈没日について〉_2
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