大変遅くなりましたが、斧を返すことが出来る日が来ました。
専門店に聞きましたが、斧の柄の長さは通常60cmとのことでしたが、おばあさんのものは1mもありました。すべて専門店にお任せして修理をしました。
朝8:00自宅出発、今日は会社の同僚 T 君と同行です。途中、コンビニに寄り9:15、鹿森ダム到着。
標高約220m、天候くもり時々小雪、気温約1℃、登山口はここから約100m山側に看板があります。 9:19、探検開始。
9:21、「銅山峰登山口」の看板と T 君。銅山峰ヒュッテまで5K 3時間、と記載があります。
9:25、登山道の要所には立派な看板があります。最初は急な上り坂が続きます。
9:48、標高約440m、雪が現れました。はっきりした広い登山道が続きます。石垣やれんが造りの建造物が点在しています。昔は銅山に行くメイン道路として利用されていたのかもしれません。また、登山道沿いに電線が通っているので、定期的に整備もされているようです。
10:20、左は崖で、渓谷になっていますが、広い登山道のため安全です。
10:26、標高600mくらい、登山道左側の渓谷。この辺りで積雪約10cm、新雪なので歩行に支障はない。
10:30、標高約640m、右は東平歴史資料館方面、左は橋を渡って変電所のある広場方面。
左に行き橋を渡ります。登山約1年ぶりの T 君、頑張っています。
10:46、上の写真の橋以降は、登山道が少し荒れています。この写真は歩いて来た方向を撮影しましたが、斜面が幅約20メートル崩落し、登山道が寸断されています。
11:03、標高約750m、広場到着。きれいな新雪の景色です。
積雪は10㎝程度、先々週には雪はまったく無かったのに、昨日降ったんやね。
当然ですが、他に足跡はありません。
「足跡をたどって行くけん先に行っといてくれ。」 じゃ、そうさせていただきます。
11:53、道が雪で埋まりかけの所もありますが、アイゼンが要るような所ではありません。
おばあさんを呼んでも応答がないので、いっしょに持って来た自分の斧で少し薪割りをしておきましょう。
また凍ってカチカチや。
30分くらい薪割りをしたところで 、 T 君到着。おばあさんも家から出てきました。
斧を返却。「迷惑をおかけしました。」、「私が渡したのは金の斧じゃった。」とは言われませんでした。
家の中でまた、厚いおもてなしを受けてしまいました。話好きのおばあさん、いつまで経っても終わりそうにありません。「下山予定の時間が来ましたので。」
おばあさん、あさって下山し買い物に行くそうです。灯油のポリ缶2つとゴミを持って降りることを聞いたので、「私が持って降りときましょう。」 運搬車の荷台の中に入れておけばいいとのこと。
2時を少し回ったところだったでしょうか?ヒュッテを後にしました。
15:00、運搬車。おばあさんは「トップカー」と言っていました。ポリ缶2つとゴミ袋。
15:12、歴史資料館駐車場。前回のブログとほぼ同じ所を撮影。
この辺りから鹿森ダム方面に行く登山道があるはずです。この「一の森」に行ってみましょう。
15:30、間違えました。標高832mの山頂で行き止まりです。NTT ドコモの鉄塔のようです。
もう一度下りて事務所の人に聞いてみよう。
駐車場から遺跡に向かって長い階段を下りると広場に突き当たります。広場の手すりが切れているところから、さらに階段が続きます(写真15:57)。 ここが登山口らしいです。
16:04、今朝10:30の写真の分岐地点に到着。
16:48、まもなく車
到着です。写真は遠登志橋(おとし橋)。立派な橋ですが‥‥何のために作ったのか? ほとんど利用されてないようですが‥‥?
登録有形文化財(文化庁)、近代化産業遺産(経済産業省)、‥‥? 利用されてないですよ。
おばあさんとの約束を果たせ、またきれいな雪景色が楽しめ、初めての登山道も探検できて満足です。