昨年は暖冬の1月14日、面河道から愛大小屋を経由して御来光の滝まで行けましたが、今年の大雪、しかも2月、同じルートでは無理と思い、昨年5月5日のルートとほぼ同じ渓谷伝いに滝を目指してみましょう。
いつもより少し早い8:12、標高約700m、面河茶屋「渓泉亭」を出発。
8:32、雪が降ったりやんだり。
雪景色が美しい渓谷です。
8:43、雪の下は全面氷。
8:50、至る所に氷の沢。
9:04
9:21、昨年5月に渡った徒渉場所は渡れず、探した結果ここしかない。
今日の水量は明らかに前回より多いぞ。
9:32、危ないなー。
この後、さらに徒渉する必要がありますが、水量が多く、渡れない。
裸足で水に入り、渡ることを提案するが却下される。
9:39
沢伝いにはこれ以上進めなくなったので、急斜面を這い上がり、迂回して先の沢に出てみる。
おや? この看板は? 「ゆりあげ」?
帰って地図を確認すると、9:04地点と9:39地点は登山道でつながっている可能性が高いようです。
危険な2回の徒渉は必要ないようですね。
徒渉ヶ所を探すため、必要以上に時間が経過しましたが、下の写真のヶ所を発見。
10:19
跳ぶ I くん。 落ちれば撤退です。
10:22
全長100m以上? フラットな1枚岩。
立派な滝ですが、何滝?
10:32、冬でなければ何でもない場所ですが、今の足場は雪と氷に覆われています。
写真は水をかけ、雪と氷を取り除いた後を渡っています。
10:46、この斜面を上がる以外無さそうですが、ロープは氷の下。
石で氷を割り、ロープを掘り出す。
10:50、何とかなりそうだ。
氷の格子
11:12、砂防ダム
11:20
12:10、標高約920m、ここの対岸から滝に向かう登山ルートがあるはずです。
しかし探検開始から4時間、時間的に御来光の滝まではとても行けそうにありません。
ここまでいくつもの難関を越えて来ましたが、帰りも同じルートです。
今回の探検で多くの発見と経験が得られました。
挑戦の楽しみはまたの機会に取っておいて、今日は撤退しましょう。
12:56、今回のように雪があれば、矢印のように滑り降りることもできますよ。
14:25、面河茶屋「渓泉亭」に到着。帰りは2時間15分。
思った以上に早く着いたな。もう少し先にまで足をのばせたか‥‥。
冬期の沢登りもいいね。