★お知らせ★
今までの「今治山岳探検隊」はocnブログでしたが、
ocnはブログをやめるそうです。
2011.1.16に初投稿してから3年9か月余り、2014.11.1 13:00 現在の通算アクセス数は42,525です。
ご覧になっていただいた方、大変ありがとうございます。
今までのブログはすべてgooブログに引っ越しをしました。
これからはgooブログで「今治山岳探検隊」を見てください。
ご迷惑をおかけしますが、これからもよろしくお願いします。
さて、今回のルートですが距離に無理がありましたね。
最後は真っ暗になりました。
先日10月19日、西赤石山に行った時、遠くに見える兜山に行きたくなったんですよ。
出発地点は未踏の魔戸の滝、西赤石山を経由し、下山は下兜山から新居浜IC方向に下りていく計画です。
車2台で移動し、I くんの車1台は下の看板付近に駐車。
8:13
上の看板の隣には「魔戸の滝には行けません」の看板もあります。
西種子川線の起点です。
8:27、通行止め地点、標高約470mに到着。ここからは徒歩です。
8:36、天候晴れ、探検開始です。
通行止めから約100m先に写真のがけ崩れ地点。
8:39
崖崩れ地点は、54’00”N 19’11”E です。
しかし写真のとおり落石・土砂はきれいに取り除かれ、完全に車が通れるようになっています。
開通は間近か?
8:58
魔戸の滝入り口看板です。53’49”N 19’37”E 標高約560m。
駐車地点から上の看板まで22分ですが、普通に歩いて約15分ですよ。
写真に詳しい人は分かるかもしれませんが、カメラの設定が変わっていることに気づかず撮影しています。
色がおかしいですが、気づくまでしばらくお待ちください。
9:03
水量が多くりっぱな滝です。
9:11
松山の I くん登場。
滝の右側、かすかに残る踏み跡とテープを頼りに急斜面を上ります。
9:31
ここは三差路のようです。53’34”N 19’36”E 標高約820m。
左は今上がってきた方向、右はこれから行く造林小屋跡。
手前は旧鉄道跡ですね。
9:41
踏み跡とテープを頼りに前進です。
9:49
一瞬見える新居浜市内。
10:01
第1造林小屋のようです。53’19”N 19’43”E
10:20
大岩の下 53’13”N 20’02”E 標高約1090m
I くん撮影、自分登場。
10:51
第2造林小屋は間近、踏み跡はかすかにあります。
ようやくカメラの設定が変わっている事に気づき修正。
11:01 上の写真は第2造林小屋、標高約1260m到着。
53’00”N 20’34”E
左はストーブ ? 右は五右衛門風呂 ? 何十年前の物やろか?
はらへったね。 休憩しよ 11:17出発。
ここからは向きを西に変え急斜面を上がって行きます。
11:21
最初はやぶ漕ぎ。地形図をよく確認しましょう。
52’58”N 20’33”E
11:35
このあたりは尾根伝いです。
11:45
標高約1450m、 52’46”N 20’18”E
看板の表示、右は今来た魔戸の滝方向、左は石ヶ山丈となっています。
12:00
カブト岩に立ち寄り。
先々週とはえらい違いです。だーれもおらん。
12:20、西赤石山山頂1625m到着。 写真省略。
ここでもう一度おにぎりタイム。
13:00
物住頭、1634m。 ものずみのあたま、と読むようです。
いよいよ、ここからが本日のメインルートです。
矢印の方向へ尾根伝いに進みますが、踏み跡が続いています。
13:05、多くのテープが付いています。 13:35、上兜山が見えてきました。
13:39 上兜山到着。 上兜山の東側は数百mの断崖絶壁。
ルートは尾根伝い、踏み跡あり、テープあり、だいたいわかります。
13:50
上兜山から約7分、53’11”N 21’00”E。
ここは尾根伝いに西へ進み魔戸の滝方面に下りるルートと、北東方向へ斜面を下り下兜山方面に行くルートとの分岐地点です。
北東の斜面へは写真の草刈機に向かって矢印のように進みますが、この辺りのルートは非常にわかりにくいです。テープがありますが、踏み跡はほとんどなく、簡単にルートを外れてしまいます。
しかし、なぜ草刈機が……?
13:59、青のテープあり。 14:09。
14:23。53’37”N 21’15”E。 15:03、下兜山への急斜面にはロープ
標高約1360m、ルートが分からず10分 が取り付けられています。
以上探しました。東に右折。
15:08、下兜山、1233m到着。
下兜山からの新居浜市内。
いよいよタイムリミットが近づきました。
明るいうちに帰ることはほぼ不可能です。
どのルートを選ぶかによって状況は大きく変わります。
カロリー補給をしながら考えよう。
とりあえず予定通り I くんの車を駐車している新居浜IC方向に尾根伝いを下りて行ってみましょう。
尾根伝いなのでテープ、踏み跡があることを期待しましょう。
また、予定ルートの 54’40”N(標高約740m) と 54’50”N(標高約720m) 付近にはルート上を横切る送電線があります。送電線には必ず(?)送電線沿いに整備された巡視路があるはずです。日没の状況・ルート難易度を見ながら、巡視路を利用して種子川に下りることも考えておきましょう。
15:25、三等三角点。これは…どこで撮ったんやったっけ? …忘れた。
15:40
ここは
標高約1000m、54’09”N 20’59”E 。
新居浜ゴルフ場の方に下りる道との分岐地点のようです。
跡からわかりましたが、地図の分岐地点とは距離にして約100m南東側にずれています。
この100mの違いは大きい。すぐ先に尾根の非常にわかりにくい場所にさしかかります。
ここで15分ほど悩み、最後はコンパスの方角を信じて前進です。
5分ほどで尾根が現れ、GPSで確認。正解のようです。
16:21
さらに尾根伝いに進むと巨大岩につき当たります。迂回。
16:26
こうゆう尾根だけやったらわかりやすいんやけどねー。
16:29
標高約740m、最初の送電線です。鉄塔には「西条線 No15」の表示。
さらに尾根伝いに進み、次の送電線へ。
16:38、標高約720m、2回目の送電線、「四国中央中幹線 No102」
タイムリミット。これ以上尾根伝いを進むことはやめましょう。
ここまで、判別の困難な尾根がいくつもありました。暗くなるとさらに困難になります。
ここからは、写真のように101番鉄塔方面の巡視路を下り、種子川を目指します。
16:52、日がだいぶ陰り、薄暗くなってきました。
明確な巡視路が続きます。
16:56
101番鉄塔、ついに日が落ちてしまいました。 ヘッドライト点灯。
ここは四国中央中幹線と西条線の交わる地点。
17:16
100番鉄塔到着。
次の99番鉄塔巡視路が見つからずあせりましたが発見。
17:32、種子川。地図にはありませんが、川沿いには林道が伸びています。
17:52、真っ暗で不気味な林道です。
18:12、このブログの最初の写真、西種子川線の看板に到着。
約7時間半の探検は終了です。
若干のトラブルはありましたが、それも楽しく、いい経験ができました。