今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2014.11.22 床鍋〜日浦

2014年11月29日 | 日記

1週間前の11月16日には仲間5人で高瀑の滝に行きました。

 

高瀑駐車場までの林道路面は非常に荒れており、4駆でなければ厳しいでしょう。

以上 

さて、22日(土)床鍋〜日浦、このコースは昨年9月22日にも来ていますが3回目です。

東赤石からの景色、八巻・前赤石の岩登りは好きなコースの1つです。

あれ?写真が横向きに変わった。?  見にくいですね。  

平日に時間帯通行制限があります。

 

9:04、日浦駐車場に折り畳み自転車をデポ。

夕方日浦に下山後、自転車で床鍋までツーリングです。

9:18、床鍋の県道沿い、標高約640mに車を駐車、出発。

登山口は県道から約6分、標高約690m地点にあります。(写真省略)

 

10:08、標高約1050m 52’12”N 23’19”E 。

この分岐地点には多くのテープがあります。

まっすぐ行くと巡視路、本川線鉄塔No24方向。権現山方面へはこちらです。

ここを本川線鉄塔No25方向へ左に曲がると、東赤石山方面への登山道があります。

東赤石山方面の登山道はここを左に曲がって10〜20m進むとすぐ右折ですよ。

昨年9月の時は右折せず、時間を1時間ロスしました。

登山道は不明瞭な所があるので、確実に行く方を選ぶのであれば、ここをまっすぐ行って本川線鉄塔No25方向の巡視路を進むのがいいでしょう。20分?くらい余分に時間はかかるけどね。

昨年登山道を行ったので、今日はまっすぐ巡視路を行ってみましょう。

 11:02

標高約1530m 52’48”N 23’22”E 。尾根に到着です。

本川線鉄塔No20の下で40歳代?2人組に遭遇。

今日の夜中、肉淵から縦走してきたとのこと。

えー?何と!しかもこれから西山の先から大永山トンネルに下り、そこに停めてある車で寝るそうです。

明日以降は笹ヶ峰〜石鎚〜堂ヶ森〜梅ヶ市まで、とのことでした。

ウルトラ山岳マラソンですね。うらやましいですが、私にはムリです。  

11:11

景色のいいところに寄り道。

11:18

床鍋からの登山道との分岐地点。

11:38

絶景ですねー。

12:05

東赤石山到着です。  どこを指さしとんかね?   昼食 

12:34

のこぎりの歯のような岩やね。

せっかくの岩場、なるべく迂回はせず、頂点をたどりますよ。

12:39、八巻山通過。

12:48

高い所があれば、とりあえず上がりますよ。 

13:07

Iくん、そっちは危ないぞ。

 

13:34、赤石山荘との分岐の看板。

13:43、前赤石山との分岐地点。このペンキはやりすぎですねー。

13:54

前赤石山、1677m通過。

14:23

下りてきた前赤石山を振り返って撮影。

ここまで来れば今日の縦走の7割は終わったようなものです。

14:32、物住頭 1634m。 小休憩  

15:09、西赤石山 1626m通過。

15:57、銅山越 1294m通過。

16:40、ダイヤモンド水通過。

17:10、日浦駐車場、標高約840m到着。

ここから床鍋の車までは自転車ですが、ほとんど下りなので楽ちんです。

17:15薄暗い中、ヘッドライトを点灯、日浦出発。

17:28床鍋の  到着。(もう真っ暗)

17:40再び  で日浦到着。Iくんを載せて帰宅。

歩行は8時間弱、久しぶりの岩登りが経験でき満足の探検でした。  

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2014.11.3 魔戸の滝〜西赤石山〜物住頭〜上兜山〜下兜山

2014年11月02日 | 日記

★お知らせ★

今までの「今治山岳探検隊」はocnブログでしたが、

ocnはブログをやめるそうです。

2011.1.16に初投稿してから3年9か月余り、2014.11.1 13:00 現在の通算アクセス数は42,525です。

ご覧になっていただいた方、大変ありがとうございます。

今までのブログはすべてgooブログに引っ越しをしました。

これからはgooブログで「今治山岳探検隊」を見てください。

ご迷惑をおかけしますが、これからもよろしくお願いします。

さて、今回のルートですが距離に無理がありましたね。

最後は真っ暗になりました。  

先日10月19日、西赤石山に行った時、遠くに見える兜山に行きたくなったんですよ。

出発地点は未踏の魔戸の滝、西赤石山を経由し、下山は下兜山から新居浜IC方向に下りていく計画です。

車2台で移動し、I くんの車1台は下の看板付近に駐車。

8:13

上の看板の隣には「魔戸の滝には行けません」の看板もあります。

西種子川線の起点です。

8:27、通行止め地点、標高約470mに到着。ここからは徒歩です。

8:36、天候晴れ、探検開始です。

通行止めから約100m先に写真のがけ崩れ地点。

8:39

崖崩れ地点は、54’00”N 19’11”E です。

しかし写真のとおり落石・土砂はきれいに取り除かれ、完全に車が通れるようになっています。

開通は間近か?

8:58 

魔戸の滝入り口看板です。53’49”N 19’37”E 標高約560m。

駐車地点から上の看板まで22分ですが、普通に歩いて約15分ですよ。

写真に詳しい人は分かるかもしれませんが、カメラの設定が変わっていることに気づかず撮影しています。

色がおかしいですが、気づくまでしばらくお待ちください。

9:03

水量が多くりっぱな滝です。

9:11

松山の I くん登場。

滝の右側、かすかに残る踏み跡とテープを頼りに急斜面を上ります。

9:31

ここは三差路のようです。53’34”N 19’36”E 標高約820m。

左は今上がってきた方向、右はこれから行く造林小屋跡。

手前は旧鉄道跡ですね。

9:41

踏み跡とテープを頼りに前進です。

9:49

一瞬見える新居浜市内。

10:01

第1造林小屋のようです。53’19”N 19’43”E 

10:20

大岩の下 53’13”N 20’02”E 標高約1090m

I くん撮影、自分登場。

10:51

第2造林小屋は間近、踏み跡はかすかにあります。

ようやくカメラの設定が変わっている事に気づき修正。

 

11:01 上の写真は第2造林小屋、標高約1260m到着。

53’00”N 20’34”E

左はストーブ ? 右は五右衛門風呂 ? 何十年前の物やろか?

はらへったね。 休憩しよ       11:17出発。

ここからは向きを西に変え急斜面を上がって行きます。

11:21

最初はやぶ漕ぎ。地形図をよく確認しましょう。

52’58”N 20’33”E

11:35

このあたりは尾根伝いです。

11:45

標高約1450m、 52’46”N 20’18”E

看板の表示、右は今来た魔戸の滝方向、左は石ヶ山丈となっています。

 12:00

カブト岩に立ち寄り。

先々週とはえらい違いです。だーれもおらん。 

12:20、西赤石山山頂1625m到着。 写真省略。

ここでもう一度おにぎりタイム。 

13:00

物住頭、1634m。 ものずみのあたま、と読むようです。

いよいよ、ここからが本日のメインルートです。

矢印の方向へ尾根伝いに進みますが、踏み跡が続いています。

 

13:05、多くのテープが付いています。         13:35、上兜山が見えてきました。

 

13:39 上兜山到着。                  上兜山の東側は数百mの断崖絶壁。

ルートは尾根伝い、踏み跡あり、テープあり、だいたいわかります。

13:50

上兜山から約7分、53’11”N 21’00”E。

ここは尾根伝いに西へ進み魔戸の滝方面に下りるルートと、北東方向へ斜面を下り下兜山方面に行くルートとの分岐地点です。

北東の斜面へは写真の草刈機に向かって矢印のように進みますが、この辺りのルートは非常にわかりにくいです。テープがありますが、踏み跡はほとんどなく、簡単にルートを外れてしまいます。

しかし、なぜ草刈機が……?

  

 13:59、青のテープあり。                 14:09。

 

14:23。53’37”N 21’15”E。               15:03、下兜山への急斜面にはロープ

標高約1360m、ルートが分からず10分         が取り付けられています。

以上探しました。東に右折。

15:08、下兜山、1233m到着。

下兜山からの新居浜市内。

いよいよタイムリミットが近づきました。 

明るいうちに帰ることはほぼ不可能です。 

どのルートを選ぶかによって状況は大きく変わります。

カロリー補給をしながら考えよう。 

 とりあえず予定通り I くんの車を駐車している新居浜IC方向に尾根伝いを下りて行ってみましょう。

尾根伝いなのでテープ、踏み跡があることを期待しましょう。

また、予定ルートの 54’40”N(標高約740m) と 54’50”N(標高約720m) 付近にはルート上を横切る送電線があります。送電線には必ず(?)送電線沿いに整備された巡視路があるはずです。日没の状況・ルート難易度を見ながら、巡視路を利用して種子川に下りることも考えておきましょう。

 

15:25、三等三角点。これは…どこで撮ったんやったっけ? …忘れた。

15:40

ここは

標高約1000m、54’09”N 20’59”E 。

新居浜ゴルフ場の方に下りる道との分岐地点のようです。

跡からわかりましたが、地図の分岐地点とは距離にして約100m南東側にずれています。

この100mの違いは大きい。すぐ先に尾根の非常にわかりにくい場所にさしかかります。

ここで15分ほど悩み、最後はコンパスの方角を信じて前進です。

5分ほどで尾根が現れ、GPSで確認。正解のようです。

16:21

さらに尾根伝いに進むと巨大岩につき当たります。迂回。

16:26

こうゆう尾根だけやったらわかりやすいんやけどねー。

 16:29

標高約740m、最初の送電線です。鉄塔には「西条線 No15」の表示。

さらに尾根伝いに進み、次の送電線へ。

 

16:38、標高約720m、2回目の送電線、「四国中央中幹線 No102」

タイムリミット。これ以上尾根伝いを進むことはやめましょう。

ここまで、判別の困難な尾根がいくつもありました。暗くなるとさらに困難になります。

ここからは、写真のように101番鉄塔方面の巡視路を下り、種子川を目指します。

 

16:52、日がだいぶ陰り、薄暗くなってきました。

明確な巡視路が続きます。

16:56

101番鉄塔、ついに日が落ちてしまいました。 ヘッドライト点灯。

ここは四国中央中幹線と西条線の交わる地点。

17:16

100番鉄塔到着。

次の99番鉄塔巡視路が見つからずあせりましたが発見。

17:32、種子川。地図にはありませんが、川沿いには林道が伸びています。

17:52、真っ暗で不気味な林道です。

18:12、このブログの最初の写真、西種子川線の看板に到着。

約7時間半の探検は終了です。 

若干のトラブルはありましたが、それも楽しく、いい経験ができました。

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