今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2013.9.28 河又~氷穴~東赤石山

2013年09月29日 | インポート

2週連続で行きました。今回も長距離なので単独です。

また東赤石山に行きますが、この氷穴経由コースは2010.6.6に行って以来です。この時は標高約820m地点まで車で行けたので、簡単に東赤石山に登れました。

今は下の写真の車両通行止め地点、標高約330mからの登山です。

Dsc01882 8:50、探検開始。小雨がパラパラ。

上記写真の地点、 54’42”N 22’44”E 

Dsc01884 9:09、標高約450mの三差路。右折してすぐに左へ上る鉄塔巡視路本川線を進みます。

ここは、54’23”N 22’52”E 

Dsc01889 9:57、鉄塔を4本過ぎるとこの分岐地点です。 53’46”N 22’50”E 

Dsc00278 10:05、ここです。通常権現山方面巡視路はまっすぐ左側を進みますが、氷穴方面登山口は斜め右に進むはずです。しかし、右は5m先で道が切れており、しかも相当な藪です。とても行ってみようというような状態ではありません。 53’41”N 22’54”E 標高約820m。

9:57の看板分岐地点からも、氷穴登山口方面に行く登山道がありますが、相当遠回りのようです。

しかたないなー。  通常の左側権現山方面巡視路を行き、標高約1080mから右折して氷穴方面登山口に向かおう。しかし、右折地点からまた、標高約810mまで下りることになります。

Dsc01894 10:31、雨が降ったり止んだり。

Dsc01896 10:35、上から下に向けて撮影。10:05から鉄塔を2つ通過すると、写真の分岐地点標高約1080m、 55’23”N 23’00”E 。ここから登山口方面に向かいます。また下りです。

Dsc01897 道はかろうじてありますが、トゲのある草が胸の高さまで生え放題で、掻き分けながら進みます。現在は通る人はほとんどいないのでしょう。 濡れていて滑りやすく、何度も転び、ペースが落ちます。

Dsc01899 11:06、やっと出ました、関川です。

ここは 53’12”N 22’34”E 標高約870m。水分補給して向こう岸の上の、林道までよじ登ります。

Dsc01903 11:18、至る所で崩落している林道跡。写真左側を奥に向かって登山口までさらに下りていきます。

Dsc01905 11:23、標高約810m。

53’18N 22’26”E 東赤石山 登山口に着きました。右側の箱は登山ポスト。

出発からここまで、2時間半も掛かってしまいました。

Dsc01907 11:34、道は良く見ると踏み跡がある程度ですが、テープが多く残っています。おかしいと思ったら引き返そう。

この辺りの石は丸く削れており、濡れているときには氷のように滑ります。

Dsc01909 12:00、こうゆう看板は頂上までに3ヶ所あります。 53’14”N 22’07”E 標高約1030m。

Dsc01915 12:33、氷穴は近いか?

ここは 52’57”N 22’16”E 、標高約1240m。

Dsc01917 12:50、腐食していて壊れそう。また、濡れてつるつるです。

Dsc01918 12:58、祠。 あれ? 氷穴は?

どこかで通り過ぎてしまいました。12:33の看板以降、12:40辺りの少し開けた所だったと思います。氷穴の前には看板が立っていたように記憶していますが、気づきませんでした。

上の写真、52’49”N 22’20”E 、標高約1360m、帰りには気をつけて探して見よう。

Dsc01919 13:43、水場の看板。右奥に沢がありますが、ほとんど水は流れていません。稜線はもうすぐです。

Dsc01920 13:54、稜線到着。標高約1660m、北側斜面からの強烈な風と小雨がたたきつけられます。

</object>
YouTube: 今治山岳探検隊 2013.9.28 東赤石山

こんな天気で視界もなく、山頂は誰も来ていないでしょう。

一旦少し引き返し、風の当たらない所で昼食です。

パン2個を食べ、12:10頃、さっさと下山です。

Dsc01921 14:28、登山道にあるテープ。

14:50、標高約1250m、52’57”N 22’13”E 氷穴はこの辺りのはずです。下りの場合は登山道左側の岩陰に穴があるはずです。

しかし、看板がありません。それらしい岩を探し回りましたが分かりません。

あきらめました。

Dscf2303 3年前 2010.6.6、10:18の写真、氷穴の入口。暑い日でしたが、中は白い冷気が漂い、冷たく感じます。

Dscf2302 奥にはなんと、氷があります。白いのが氷。  

洞窟の気温は外気温に左右されにくいため、夏は涼しく冬は暖かいのは分かります。一年の平均気温に近いものだと思っていましたが、氷があるということは氷点下です。平均気温をはるかに下回り、しかも夏の6月になぜ氷が残っているのでしょうか  理解が出来ません。

Dsc01930 15:44、標高約810mの登山口到着。写真は登山口地点から林道を下っていく方面を撮影。

ここからは写真の方向、林道沿いに降りていきます。

Dsc01933 林道は草が生え放題、水流によって至る所でえぐれ、落石の石ででこぼこです。

Dsc01935 16:14、自分登場。橋の上を歩いていますが、泥と雑草に覆われています。

Dsc01937 16:23、沢になっている林道。

Dsc00296 16:32、途中、枝にビニール袋を巻きつけ、多くのテープがぶら下がっている地点がありました。

53’45”N 22’25”E 標高約610m。もしかすると標高約810mの登山口に行く近道か?

16:58、標高約450mの三差路。

17:13、標高約330mの登山開始地点到着。

計画通りの探検にはなりませんでしたが、多くの発見と経験ができました。

探検開始から8時間20分、1人の人間にも会わず、だだひたすら山奥を歩き続けました。

何が楽しいのか?

山を歩いている時には 「自分は自分の力で生きている、自分は1匹の小さな動物なんだ。」 という感覚が体験でき、普段のわずらわしい社会生活を忘れることができます。

自分でもよくわかりません。

               

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2013.9.22 床鍋~前赤石山~日浦

2013年09月22日 | インポート

7週間ぶりですね。

私用が忙しく、しばらく行ってませんでした。

運動しないとすぐ太ってしまうよね。約2Kも増えてズボンのウエストがきつくなりました。

今回の縦走は2010年5月にもしましたが、この時は日浦 → 床鍋で、前赤石山には行ってません。

今回は最初にルートを間違えるというトラブルもありましたが、前赤石山が踏破でき、なんとか無事に帰ることが出来ました。

朝6:57、自宅出発。 7:44、新居浜の国道11号を右折。

8:11、大永山トンネル(標高約930m)入口で時間帯通行制限の看板を撮影。

Dsc01741 参考にしてください。

Dsc017518:22、自転車を日浦登山口に置いて、床鍋に向かう。

Dsc01759 8:37、銅山川沿いの県道を左折してしばらくすると登山口がありますが、帰りは自転車なので、床鍋への分岐、上り坂の手前の県道に   を駐車。 ここから登山開始です。  

8:45、若干のはありますが、天候晴れ。気温暖かい。標高約650m、すたーと。  

上の写真中央左に自分登場。単独なので三脚での撮影。

Dsc01761 8:50、床鍋登山口、標高約690m。ここの20m隣に駐車場がありますよ。

Dsc01764 8:59、杉林。 メジャールートなので踏み跡ははっきりしており、渡渉地点には鉄橋が架けられています。

Dsc01774  9:40、この地点、3差路です。

52’12”N 23’17”E  標高約1050m、そのまままっすぐ進めば四電本川線24番鉄塔方面、権現山の西標高約1540m付近の尾根に出ます。鉄塔巡視路なので分かりやすく、道はよく整備されています。

左折し斜面を上ると、約10m先でさらに道が分かれています。(下の写真、上から下に向けて撮影)まっすぐ進めば(黄色線)本川線25番鉄塔方面巡視路、右折すると(青線)権現越方面登山道。

Dsc01784

通常は24番鉄塔方面巡視路を使いますが、今日は初めて権現越登山道を行ってみましょう。

ここでルート選択ミス。黄色線方面が25番鉄塔方面などとはこの時は知らず、よく整備されていたため、こちらに進んでしまいました。

Dsc01778 何の疑いもなく進み、10:04、25番鉄塔に到着。 標高約1120m

おや?鉄塔って?あれ?  やっと疑いが出てきました。GPSで現在地を確認。

51’52”N 23’13”E かなりルートを外れている。

反対方向に来てしまった。

戻ろう。   

10:33、9:40のルートを間違えた3差路まで帰ってきました。

1時間以上のタイムロス。 いや、1時間以上かけて25番鉄塔と巡視路を探検できてラッキーだったなー。 と思おう。  

今度は、上の写真の青線を進みます。

Dsc01786 10:53、3差路以降は足元が悪く、たびたび藪こぎがあります。

Dsc01787 よく見ると踏み跡があるので見失わないようにしよう。

Dsc01791 11:31、やっと峠が見えてきました。暑くて大汗をかくね。すでに水分2リットルくらい飲んだよ。  

Dsc01792 11:36、権現越1461m。 暑い。途中の沢で水1リットル補給しましたが、それも無くなりそうな勢いです。

Dsc01794 これは‥アサマリンドウ‥?ですか?ネットで調べてみました。途中からあらゆる所にありますが、つぼみも多いので丁度今が見頃ですかね?日当たりの良い登山道周辺や岩場に多いようです。後で行く西赤石周辺には相当あり、注意しないと踏んでしまいそうです。

Dsc01795 11:58、標高約1590m、まっすぐ東赤石山頂頂上方面に向かいます。 若干バテたか  思うようにペースが上りません。

Dsc01797 12:04、歩いて来た権現方面。

Dsc01805 12:27、岩をよじ登って行きますよ。

Dsc00253 12:31、東赤石山1706m。ここで今日初めての登山者に遭遇。近くに住んでいると言うおじさん、筏津から上ってきたそうです。県内はもとより本州の有名な山にも行かれているそうです。

おにぎり1個、パン1個食べて 12:42 まだ先は長いのでお先に出発  

Dsc01810 12:54、まっすぐ西赤石方面に向かいます。

表示はありませんが、ここから河又方面に下りる道もあります。

Dsc01811 12:57、八巻山方面。ここからは永遠と岩場の連続です。足元は悪く、高度感もあります。  

Dsc01813 13:10、八巻山1698m。ピカピカの‥‥祠

Dsc01817 13:16、八巻山直下の今にも落ちてきそうな巨大岩。

Dsc01818 13:18、手前の山1682m、名前は分かりません。奥は前赤石山でしょう。

Dsc01826 13:40、前の写真の1682mの山頂から振り返って八巻山を撮影。ほとんど岩場ですよ。  

撮影地点 52’37”N 21’57”E 

Dsc01833 14:00、標高約1650m、3差路。まっすぐ西赤石方面です。

Dsc00261 14:19、ここが前赤石山への上り口のようです。右折して急斜面を上っていきます。下から上を撮影。 ここは 52’40”N 21’33”E 

知らなければそのまま通り過ぎてしまうような所ですが、踏み跡があります。

普通は前赤石山には登らず、まっすぐトラバース道を行くことをお勧めします。

Dsc01843_2  14:32、前赤石山1677m。

左右は切れ落ちて、かなりの高度感があります。

Dsc01848 14:47、手前は物住頭、奥は西赤石山だと思います。まだ先は長いね。  水分を節約しとるけど、次の物住頭で3リットルが終わります。矢印の岩まで行ってみましょう。

Dsc01850 14:48、落ちれば間違いなく命はないです。相変わらず足元が悪いね  ここは間違いなく上級コースです。

Dsc01853 14:55、矢印の岩です。向こう側は100m以上切れ落ちています。もう少し引いて撮影したかったですが、10秒のセルフタイマーではこの距離が限界です。

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YouTube: 今治山岳探検隊 前赤石山 2013.9.22

Dsc01851 奥に向かって岩場を降りて行きます。

Dsc01860 15:16、物住頭1634mから見た前赤石山。

「ものずみのあたま」と読むそうです。 出発して6時間30分、水分も切れて足の筋肉に張りが出てきたね。

Dsc01861 15:44、西赤石山1625m。

だーれもおらんね。  この時間やけんね。

そういえば、八巻山辺りで関西から愛媛に単身赴任中という30代男性に会ったけど、結局この日に出会ったのはこの人と、東赤石山の人、2人だけでした。

16:31、銅山越1294m。

16:44、銅山跡1210mの湧き水で2リットル水分補給。少し生き返ったよ。

17:06、ダイヤモンド水通過。

Dsc01874 17:35、あった! 無事にありました。日浦駐車場に置いていた僕の自転車。他に車などはもうありません。

登山終了、8時間50分の長旅でした。

ここから床鍋までは下り坂なので自転車はらくちんです。

17:55、床鍋の自車到着。疲れましたがやめられないね  

今日の写真と動画の撮影、169回

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