今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2016.7.16-18 笠ヶ岳〜槍ヶ岳〜南岳

2016年07月21日 | 日記

 

今回も東京のOさんの提案と計画で実現しました。

Oさんの行動力と体力にはいつも驚かされます。

そして豊富な経験。

今回も大きい標高差と長い距離を、まる3日間歩き続けます。

  

7月23日(土)市営新穂高第3駐車場(無料)にはAM1時半ごろに到着して車で仮眠。

6:25 上の写真の新穂高登山指導センター、標高約1080mにてOさんと再会、出発です。

山の上は雲に隠れて全く見えません。

 7:24

笠新道への登山口、標高約1370m

 8:13

標高約1620m、笠新道から見えた槍ヶ岳

 9:02

標高約1890m、なんの花やったっけ?

 9:27

頭がとんかちみたいな形になっとる…ヒル?

12:30、標高約2665m、尾根はもうすぐ。まだ雪が残っとるね。

すでに私の経験史上の最高標高地点を大きく超えています。

若干頭痛が‥‥?

 13:04

標高2812m、地味な抜戸岳山頂。

 13:34

標高2750m、笠ヶ岳への分岐地点

 

 14:20 笠ヶ岳方面

 14:38

標高約2810m、今日の宿泊場所 笠ヶ岳山荘、1泊2食9800円 (この場所でこの料金は安い)。

15:55、笠ヶ岳山頂、標高2897mからの山荘方面、下に見えるのが笠ヶ岳山荘。

雲が少しずつ晴れてきました。

18:07、一時的に絶景を見ることがました。

明日歩く尾根伝いのルートと、奥には明日の目的地槍ヶ岳。

ここまで来た甲斐があったね。

 山荘の靴箱

今日の途中から頭痛が続いています。受付で頭痛薬を頂き、早めに就寝。

もしかして‥‥、高山病?

夜中に目が覚めると強風と大雨、あーあ  残念。

翌朝、5:50、気温12℃、笠ヶ岳山荘を出発、やはり風と雨は続いています。

 6:40

この天気も自然の姿、ラッキーです。雨と風を肌で感じながら山歩きを楽しみましょう。

 9:18

人の良さそうな笑顔のいい青年に出会う。しかし、その足には長靴。

どこにでもある黒のゴム長靴。いかなる天気でも必ず長靴だそうです。

今日は黒部五郎岳に行くとのこと、アルプスの山にはすごい人が居るなー  

 9:42、花見平

 10:35

ここは双六小屋 標高約2550m、休憩して昼食にしよう。

雨と風はさらに勢いを増しています。

濡れた体は冷え、かなり寒い。さすがに高所の気候は厳しいねー、貴重な経験をさせてもらっています。

 13:01

肺が苦しく頭痛も再発。思うように体が動きません。

 13:32

岩は濡れ風も強く視界も悪い。そして寒い! さすが北アルプス 

 15:04

標高約3080m、槍ヶ岳山荘到着。 いやー苦しかった。

今日は最後まで雨と強風が止みませんでした。

頭から足の先までびしょ濡れです。

 

19:00、さっきまでの強風と大雨が嘘のようです。

槍ヶ岳の全貌が現れました。左の突起は子槍か?

さっそく数人が頂上に上がってますね。

明日に備えて今日も早めに寝よう。      ‥‥頭痛で寝れん。

3日目 天候快晴 

AM4:20から槍ヶ岳登山開始。

 4:34、渋滞中。

下は見ない方がいいですよ。

しかし、危険度は石鎚の鎖の方が高いと思います。

4:54、槍ヶ岳の形の影が映っています。

今日これから歩いて行く朝焼けの穂高岳方面。

5:06槍ヶ岳山頂、標高3180m到達。

 

狭い頂上には30人ほどがひしめいています。

➡は富士山です。

昨日歩いてきた尾根、双六小屋方面。

5:25、下山して朝食タイム、6:38槍ヶ岳山荘を出発。

7:08、標高3101m、大喰岳山頂から見た槍。

同じく大喰岳山頂から見た穂高連邦

7:18、東側の雪渓。

 7:38 おっ!

あれだ!あれ  ‥‥ライチョウ、こんなに近くても逃げんねー。子供も2匹

7:55、中岳、標高3084m  https://youtu.be/HUN7C1pe0WY

9:15、標高3032m、南岳山頂。  どこを見ても絶景だー。

ここで岐阜県から来たNくんと出会い、ゴールまで同行させてもらうことに。

 9:28、南岳山荘へ下りる。 長かった縦走はここまでです。

 9:31

休憩してここ(標高約2970m)から槍平小屋(標高約1990m)まで一気に下ります。

残念ながら日程の都合で穂高岳には行けません。

10:55、矢印が槍平小屋。

12:23、標高約2100m、長い急な下り坂がやっと終わりました。

 12:40、槍平小屋

ここからは右俣谷(みぎまただに)の緩やかな道を約8K歩くと、ゴールの新穂高登山指導センターです。

 15:50

新穂高ロープウエイ乗り場。

 15:53

ゴール。3日前の写真とは全然違うね。

 四国の山とは違うスケール、高い標高特有の景色、天候、頭痛、ほとんどが初めての体験、来年も楽しみです。今回の計画をしてくれた東京のOさんには感謝です。 

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2016.7.10 浦山川〜峨蔵越(ハネズル山失敗)

2016年07月11日 | 日記

 

ここからの探検は2011.4.24以来2回目です。

今日は朝から小雨が降り続きます。

  9:00

川のほとりに立つ立派な城? しかし屋根から木が生え、ガラスは割れているようです。

 9:02(1)

車両通行止め。700m先工事中のようですが、なぜここで…?

標高約420m、天候雨、9:12探検開始、登山口まで車道を歩きます。

 9:16(2)

中の川登山口だったのか。矢印の先に入り口の階段があります。

 9:58

雨は止みそうにありません。

 10:10(3)

この峨蔵越方面の看板はあてになりません。

以前来た時にはあった登山道はがけ崩れによって完全に消えてありません。

 10:33(4)

林道に出てしまうが、違うことに気づき引き返す。

(5)は明らかに違う道、中の川方面のようです。

登山道はどこにも見当たらず、尾根伝いを藪の中進みます。(6)

 11:05(7)

尾根を西側(右)に降りていくと、55分遅れで消えた登山道の先(7)が現れる。

 11:07、二ッ岳方面に向かいます。

 11:13

 敬天の滝

 11:31

 12:06

 12:09

標高1266m、約3時間かけて峨蔵越に到着。 

 一休み後、東のハネズル山に向けて出発。

 12:30

深い笹薮、雨はやみました。

 12:52

標高約1290m、先の見えない背丈以上に密集した笹と木の枝、かき分けると確かに踏み跡はあるが、前進には時間を要します。

大汗と雨で頭から靴の中までびしょ濡れ、展望はない。

自然は貴重な試練を与えてくれましたが‥‥

こりゃだめだ。参りました。  撤退です。またいつの日か挑戦させてください。

 13:31

15:03、車に到着。

来週の連休は北アルプスに向けて出発です。良いトレーニングになりましたね。

つづく

コメント (4)
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