今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2011.8.7面河~愛大小屋~石鎚中沢~南尖峰~面河

2011年08月07日 | インポート

しまった、目覚ましセットするの忘れとった急いで支度をして予定より30分遅れのAM7時に自宅を出発、面河には8時50分頃到着。今日は約2年前に登山を始めた当初からの念願だった石鎚南壁です。計画時、1人では不安だったので、他の登山仲間も誘いましたがみんな断られました。まあいい、1人のほうが気楽に行ける。先週、長尾根展望所から中沢の入り口までは行ったので、今回は面河道から行くことにしました。

Dscf3321 8:57面河渓谷出発、いやーいつ見てもすばらしい景色ですね。今日は意外と水流が多くないですか?

Dscf3326 9:13登山口の看板

Dscf333010:28 所々看板があります。登山道は踏み跡がしっかり有り、積雪時以外は迷うことはありません。しかし駐車場の標高が約700m余りで石鎚山頂まで距離も長いため、あまり登山客はいませんね。

Dscf3341 10:53面河道から見た石鎚南壁。写真は望遠にしていますが、右側が中沢ですよね?あそこを東稜の最後の壁まで這い上がっていきます。すごい斜面のようですが楽しみです

Dscf2792 10:58面河道愛大小屋到着。ここで始めての登山客に遭遇。夫婦みたいですが、面河道を山頂まで行き、土小屋に出てバスに乗る予定のようです。水分補給をして御来光の滝上部に出発。

Dscf3402 愛大小屋から登山口方向に50mぐらいの所にたくさんのテープがあるので、そこから標高差約300メートル位下ります。

Dscf3345 愛大小屋から20~30分で広場に到着するが、右に降りると御来光の滝下部へ、左に降りると面河本谷沢に出る。写真は広場左の大木に掛かる赤い布。

Dscf334711:44 本谷沢に降り、御来光の滝上部方向(水流方向)へ約50m進むと左に沢が現れる(写真)。これが石鎚中沢の入り口だと思います。

Dscf3348 11:52 1つ前の写真には写っていませんでしたが結構な水量があります。昨日の雨量が多かったのか、ほかの人のホームページには水は枯れているとの記述が多かったと思いましたが‥‥。 だいじょうぶか?写真は中沢を少し登った所から振り返って本谷方向を撮影。

Dscf3349 11:54最初の壁、5m位か。問題はないね。

Dscf3350 11:57滝現れる、30m位か。直登は無理なので右へ迂回する。左もあるが、別の沢に入ってしまうようである。もしかしてそれが北沢か?

Dscf3355 12:17沢を上がっていくと、要塞のような石鎚南壁が現れてきた。沢は全体的に滑らかな一枚岩になっている所が多く、濡れている所は滑りやすく、数メートル~十数メートル滑り落ちることもあります。

Dscf3356 12:23滝がいくつも現れます。滝や沢を登れない人は、だいたい下から見て右側に巻いて行けるようです。また落石があると、何十メートルも跳ねながら落ちていきますよ

Dscf3363 12:32標高約1550m、沢が2つに分かれていますが、右です。左はわかりません。要塞が近づいてきたねー。

Dscf3366 12:39ついに要塞の全貌が姿を現した。沢登りはまだ続く。

Dscf3375 13:00近くで見るとすごい迫力だなー、本当に巨大な要塞ですね、限られた人しか見ることのできない絶景ですね。

Dscf3381 13:10最後の沢登りです。ここまで来ると水はもうないね。

Dscf3386 13:20沢が終われば笹です。笹は短いですが急斜面のため、予想以上に苦戦するよ

Dscf3390 13:33ついに南尖峰直下、東稜コルに出たぞー。また来たいなー今度は冬!12月ぐらいなら可能か?

Dscf3396 13:45南尖峰側からの天狗岳。

Dscf3398 13:52登山客多いなー。おにぎりとパン食べて14:05面河に向けて出発。

14:48愛大小屋通過。

Dscf3403 16:00登山口到着。16:20車に到着。

改めて山はいい。巨大な空間と何100年あるいは何1000年変わらない原始の姿。わずらわしい法律や道徳は無意味で、あるのは自然の掟だけの世界。生きていくためだけに行動する。山の中に居ると、忘れかけていた人間の本能をよみがえらせてくれるようです。生きている実感があります。自分だけかな?

Dscf3407 9月11日瓶ヶ森林道は通行止ですよー。

コメント (2)
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