今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2013.1.20 保井野~堂ヶ森

2013年01月19日 | インポート

今日は大寒です。天気予報は良さそうです。

17日につづいてまた行きました。  

ちゃんと仕事もしていますよ。

堂ヶ森は5回くらい行きましたが、その内冬は2回行きました。ブログには載せたことがなかったかもしれませんね。今回は積雪量によってはたどり着けないかもしれませんが、いける所までです。

7:12、自宅出発、7:45、国道11号線を鞍瀬川沿いに左折。

Dsc01944 8:15、ここからは除雪されていません。タイヤ痕も途切れています。チェーンを付ければなんとか上るかも知れませんが、雪質が悪そうだったし、ここから登山口までは近いので歩きましょう。  

天候晴れ、標高約500m、気温約マイナス2℃、8:23出発。

Dsc01947 8:33、標高約560m、登山口駐車場です。やはりだれも来てないようです。 林道の積雪は5cm程度だったので、チェーン装着または4WD車なら来ることは可能だったかもしれません。

Dsc01951 8:35、駐車場のすぐ奥となりに登山口があります。トイレも設置され、今日も使用可能になっていました。ここはメジャールートなので、雪がなければ迷うことはないと思います。

Dsc01957 8:55、堂ヶ森は左ですが、右は青滝山行きです。青滝山方面は、雪がなくてもルートの不明瞭な所があるので、積雪期は危ないと思います。

積雪は、杉林の下で約20cm、それ以外で30cm。3分の2が最近降った新雪です。若干足が取られます。

Dsc01965 9:41、標高約1110m。「から池」らしいです。急坂が続きます。積雪はさらに増えて約40cm、ペースが上りませんが、この調子だと堂ヶ森上部は1m近くの積雪になっているかもしれないね。 頂上は無理かもね。  

標高約1300m、ひざ近くまで雪に埋まり、靴が滑るので、今シーズン初のアイゼン装着。

Dsc01972 10:36、標高約1400m、「水呑場」。「飲」ではないんですね。水は凍って飲めないようです。

積雪は50cmを超えています。腰近くまで埋まる所もありますが、足場を選びながら前進です。 

Dsc01979 11:13、標高約1500m。ついに視界が開けました。写真は梅ヶ市方面です。

積雪は約70cmです。ほぼ股下まで埋まり、前進さえ難しくなりました。ルートを探して見ると、なんと! トレースがある!梅ヶ市から来ています。   風雪により消えかかっている所もありますが、確かにあります。最近のものです。トレースの上は雪が締まり、歩けます。どこまであるかわかりませんがこれなら大丈夫です。 行けそうです。  

Dsc01986 11:23、ついに見えてきました。もうすぐです。

Dsc01989 11:34、標高約1590m。望遠で撮った写真に偶然、風車が写っていました。撮影方向は、ほぼ南です。風車と言えば佐田岬しか思いつきませんが、方向・見え方が違いますよね。

誰か解かりませんか? 写真をクリックすると大きくなります。

Dsc01992 11:51、歩いてきた方向を撮影。本来の登山道上にストックを刺してみました(画面中央)が、グリップ部分を残して埋まってしまいます(積雪1m)。ほとんどが新雪なので、ここに足を乗せると、腰まで埋まって抜け出せなくなりますよ。横の笹の上を歩いてください。

Dsc02018 12:00、ついに来ました。

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YouTube: 今治山岳探検隊 堂ヶ森 2013.1.20

Dsc02001 12:08、目標達成!標高1689m、気温約マイナス3℃。山が歓迎してくれています。  手前はクラセの頭、奥は石鎚です。 知っとるよね。

Dsc02005 クラセの頭、1889m。

Dsc02007 左石鎚神社1972mと、右天狗岳1982m。

Dsc02017 左の山は五代ヶ森、1706mでしょうか。

美しい景色が堪能できたので、12:40下山です。

Dsc02020 12:56、梅ヶ市との合流地点通過。右の山は青滝山ですよね。

Dsc02026 13:26、日が差して気持ちの良い歩行です。

Dsc02030 14:03 登山口通過。車・人の跡はありませんね。

Dsc02036 14:15、マイカー到着。車の跡は変わっていませんが、足跡が増えていますね。

Dsc02038 保井野集会所 せとうちバス 停留所、1日5便です。

往路3時間45分、復路1時間35分、好天と幸運の中登頂でき、良い探検でした。

追加。

2010109_027 2010.1.9、堂ヶ森から撮影。この時はまるで天国のような景色でした。

2010109_037 同じ日、愛大小屋方面から、堂ヶ森へ上る所。股下まで埋まっています。それぞれ三脚で撮影。

以上。  

コメント (2)
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2013.1.17 稲村トンネル~稲叢山

2013年01月17日 | インポート

ブログを開設して2年になりますね。

タバコもやめて1年半になります。やめたと言ってもそれまで1日2本やったけんね。

山は日帰りで行ける所しか行ってないので同じ所を何回も行っていますが、季節が変われば雰囲気・景色・難易度などが全く違います。

行ってない所も、まだいっぱいあるんよね。

今回の稲叢山も昨年6月に行きましたが、冬は初めてです。

朝6:30起床、7:00自宅出発、8:02新寒風山トンネル、8:12国道194号線を脇ノ山林道に向けて左折。

Dsc01816 8:14 本川大橋。

Dsc01821 上の本川大橋を渡るとすぐ、道に雪が現れました。8:23、道はほぼ全面雪で覆われ、凍っています。2WDの私の車はチェーンを付けましょう。

写真は8:38、道路上の積雪は約10cm。他車のタイヤ痕があります。

Dsc01825 8:54、雪が深くなり、横滑りも始まります。写真の地点でタイヤ痕も途切れています。雪質は重く硬いので、これ以上はいくら4WDでも進めないと思います。

標高約950m、ここに車を駐車。

予定が狂いましたが、9:00、天候くもり、気温約0℃、積雪10~20cm、稲叢山に向けて出発です。

Dsc01830 9:09、このような倒木が4箇所あります。枝程度のものは取り除いておきました。

雪は重く、足が沈みこむと踏ん張りが利きません。かかとで歩いているような感じでペースが上りません。  

Dsc01835 9:47、写真のほぼ中央の山の上に鉄塔が見えますが、稲村トンネルはさらにその向こうにあります。歩きにくい雪の中、タオルが汗でびっしょりです。降雪開始。

画面をクリックすると大きく見えますよ。

Dsc01838 10:07、やっとトンネルに到着です。標高約1330m。林道を、標高差で約380mも上りました。

この辺りの林道の積雪は約30cm。

Dsc01845 10:10、稲村ダム側トンネルの出口ですが、奇妙な光景を発見しました。少しずつ凍ったんでしょうが、勢いよくあふれているように見えます。時間が急に止まったようなかんじです。  

Dsc01852 10:14、本来の登山はこのトンネルからがスタートです。ここまでの林道が車で通行できれば、稲村ダムまで降りてスタートの予定でしたが、予定変更です。標高約1340m、気温約マイナス3℃。

Dsc01854 10:34、心配していたルートは何とかわかります。

Dsc01857 10:35、稲叢山は霧がかかり見えません。

ここは 45’9”N 21’51”E 。標高約1440m。

Dsc01859 10:49、4差路です。左は尾根伝いにダムへ、真ん中は洞窟経由ダムへ、右は稲叢山です。

Dsc01861 11:02、まもなく到着。

Dsc01863 11:10、山頂1506m。

Dsc01868 景色はいまいちか  

時間があるので、先ほどの4差路から洞窟方面に行き、滝を見てみましょう。

Dsc01871 11:30、4差路地点。今度は左の洞窟方面に行きます。

Dsc01872 11:42、岩の上から撮った稲村ダム湖。雪が降り、湖が見えにくいですが、6月のブログにも同じ所からの写真があります。

Dsc01877 11:46、最初の滝。

Dsc01886 11:50、巨大なつららが並んで伸びています。一部は地面にまで達しています。

Dsc01888 11:53、立派な氷の滝です。標高約1300m、気温約マイナス3℃。

一応目的は達成です。ここで10分昼食休憩して引き返しましょう。

Dsc01899 12:07、さっきの巨大なつららを真下から撮りました。落ちてきたら大変。

12:33、4差路通過。 12:47、鉄塔通過。

Dsc01912 12:54、尾根道から右折してトンネル方向へ降ります。

Dsc01916 13:05、稲村トンネル国道側出口。風で雪が吹き込んでいます。

Dsc01920 13:16、雪ですでに午前中の足跡が消えかかっています。来た証拠にこのような物を作っておきました。  

Dsc01928 14:00、降雪が激しくなってきました。

Dsc01931 14:02、美しい景色ですね。

14:05、マイカー到着。  

愛媛ナンバーのビーゴが止まっていますが、会いませんでしたね。?

個人の感想ですが、アイゼン・ピッケルは不要だと思いました。

今日もいい経験ができ、探検終了。

コメント (3)
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2013.1.6 面河渓谷~愛大小屋~御来光の滝

2013年01月05日 | インポート

今年2回目の山です。

今年も元気で山に行けそうです。  

明日は高気圧に覆われおおむね晴れ、気温も上るそうです。天気が良いのはいいけど、気温が高くなると雪崩の危険が高くなるんよね。明日の面河の積雪量と雪質はわからないけど、昨年2月4日のブログような積雪量はないと思います。

行けそうな気はしますが‥‥行ってみないとね。

翌日。

5時起床、5:30自宅出発、6:11国道11号線から国道494号線に左折、6:40黒森峠通過。

唐岬ノ滝あたりからは路上にはほぼ全面雪が付き、一部は凍っています。スタッドレス・チェーン・4WDいずれかが必要です。

Dsc01593 6:40黒森峠。まだ真っ暗。

Dsc01599 7:27曇って薄暗い面河渓谷から、この部分だけ輝くように見えた二ノ森?

20倍くらいの望遠撮影。

7:30 面河渓谷終点に到着。すでに1台エスティマが来ていました。今朝早く先に登ったのか?昨日から来て愛大小屋に泊まっているのか?

Dsc01602 7:42 出発です。天候くもり、気温約マイナス3℃、標高約700m。

7:57 登山口通過。

Dsc01608 8:24 標高1000m余り、日が射してきました。雪も現れました。しかし暑いね、気温は約マイナス3℃、ジャケットを脱いで上はシャツ1枚です。

足跡があります。やはり今日あるいは昨日あたりに誰か来たんやね。  

Dsc01624 9:23 標高約1470m、いい天気です。積雪は20cmくらい。トレースがしっかりあります。

Dsc01625 9:26 きれいに見えてきました。やはり積雪は少ないです。

Dsc01629 10倍くらい。

Dsc01635 20倍くらい。中沢と南尖峰。 

Dsc01647 9:56 標高約1580m、先行していたグループが見えてきました。3人です。

Dsc01652 10:07 愛大小屋到着。標高約1610m、積雪は約30cm、気温は0℃くらいでしょうか?暖かいです。  

写真は愛大小屋からの石鎚。

愛大小屋で休憩していると、先ほどの3人が追いついてきました。どこか聞いたのに忘れましたが、南予の方です。面河道を行ける所まで行くとのことですが、愛大小屋以降はトレースが無いようです。また積雪も増え、斜面のトラバースが続くので大変だと思います。 

10:22、私はお先に御来光の滝に向けて出発。

Dsc01649 矢印の方に向かって降りて行きます。足跡は無いようですが‥‥。

Dsc01658 10:26 積雪により、ルートは消えています。テープと記憶だけが頼りです。

Dsc01688 新しいロープが架けられています。

Dsc01683 11:14 御来光の滝、到着。

Dsc01675 真下から。

Dsc01685 滝つぼは雪に埋もれて真下までいけます。

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YouTube: 今治山岳探検隊 冬季御来光の滝 2013.1.6

昨年からの目標が一つ達成できました。しかし、あまり感動はなかったですね。まだ1月初めなのでこれからもっと凍るのかもしれません。しかもこの気温(3℃くらい?)、この天気で南向きの滝なので溶けたのかもね。

高瀑の滝の方が規模が大きく、迫力があります。

11:50滝を出発、12:54愛大小屋到着。

14:18登山口、14:36マイカーに帰りました。

雪の状態によって難易度は大きく変わります。天候を観察し、予想することは重要です。

Dsc01706 14:51面河少年自然の家、に立ち寄ってみました。

Dsc01709 国道494号線、土・日・祝日以外は全面通行止めがあります。

コメント (1)
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