赤星は2011年4月24日峨蔵越から、2012年5月4日に野田から行きましたが、今回は3回目です。
赤星は私のブログの中でも特にアクセス数が多く、人気の山みたいなので今年の春も行くことに決めました。
花にはあまり興味がありませんが、この山は花が多いですね。
同じルートはなるべく通りたくないので、カシミールの地図を見て津根からのルートに決めました。頂上からの下りは中尾方面から津根に帰るという超マイナーなルートを選びました。
行ってみるまでは車の通行の可否や、登山道の有無がわかりませんでしたが、迷子になりそうになりながらもなんとか無事帰ることができました。
朝7:18、自宅出発、桜井の I 君を乗せ、途中コンビニに寄る。8:32国道11号線新居浜IC前通過、8:48津根交差点(右に〒あり)通過。
津根交差点から約300m先を右折、高速道路の下を横切るとすぐに(8:53)上の写真「林道東山線」の看板が現れます。国道11号線右折地点からここまで約1.1Kです。
9:16、標高約410m、「面白の滝」入口、左へ下りて行きます。
9:19、標高約430m、東山線起点から4.8K地点、林道「津根南山線」起点の看板。
林道は未舗装もありますがよく整備され、、平坦で落石なども残っていません。
写真はありませんが、標高約500m地点に左折道があります。しかしこちらは通行禁止です。
9:53、途中、登山道入口を探しながら、標高約690mまで上ってきました。上の写真の林道右に「赤星山登山口」看板がありました。
ここは 56’20”N 27’09”E 、東山線起点から約8.5K地点です。
ごく最近作られた看板と林道のようです。登山口はここを右折しますが、林道はさらにまっすぐ伸びているので少し行ってみましょう。
9:57、「神美滝」の看板から見えた滝、これ以上は林道が荒れているため自動車の通行は不可能です。折り返し、先ほどの690m地点まで帰ります。
標高約690m、「赤星山登山口」看板、ここへ車を駐車して右の林道沿いを歩いて上ります。
10:15、天候晴れ、探検出発。
一部急坂もありますが、右の林道は標高840m地点まで車で行けるようですね。
10:23、大規模に林道が整備されているので、視界が開けて下界が見渡せます。
10:39、標高約830m。駐車地点からここまではすべて林道を歩いてきました。青矢印から上って来て、黄色矢印から登山道に入ります。赤矢印は午後5時すぎの帰りに出てきた登山道です。
写真中の横長の看板には「赤星登山入口仮通路」と書いてあります。
このあたりの林道は広いので、車が駐車できそうです。
上の写真の林道の黄色矢印のように左を見ると、この看板があります。赤字で赤星山と書いてあり、10:40登山道の始まりです。
11:00、3差路になっている所を振り返って撮影。矢印のように、ほぼまっすぐ進みます。左に見えるルートは、最初の標高830m地点に帰る別ルート(今日の帰りのルートにつながっている?)だと思われます。
写真の地点は 55’57”N 27’05”E です。地図の点線とは違います。ほぼ稜線伝いに登山道が伸びています。
見た通り、はっきりした登山道が赤星まで続いています。雪でもない限り迷うことはないでしょう。
11:30、標高約1200m、 55’24”N 27’06”E 。
11:48、標高約1280m。ついに「あれ」が登場です。 「カタクリ」?ですよね。踏んでしまいそうになるくらい群生している所もあります。
しかし、ここまでのルート上には花は見当たりませんでしたので、花と沢の景色を楽しみたいのなら、野田からのルートがおすすめです。
12:05、赤星山、1453m到着。大勢いますね。向こうの山は二ツ岳です。 とりあえず腹減った!
12:43、山頂を「中尾」方面に出発。今日の後半戦です。上写真は12:53、自分登場。
12:55、標高約1360m、振り返って標識を撮影。ここは標識のようにまっすぐ中尾には行かず右、に鋭角に曲がります。
13:09、辺り一面「カタクリ」ですね。踏んでしまいそうです。群落での開花期間は2週間程と短いそうなのでラッキーです。
ここは 54’50”N 27’08”E です。 おかしいな?予定していた場所とずれている。踏み跡もなくなりました。どこかでルートからはずれて近道をしてしまったようです。近道はいいですが、ルートが見えません。ここからは標高を維持しながら斜面をトラバースしていくルートです。
進むべき方角は最初に 「北」 その後 「北西」 に向きを変えていきます。
上の写真の鉄塔の表示は 「物部線」 「No.147」 とあります。鉄塔巡視路ははっきりとありますが、こちらは大きく標高が下がっていくし、方角も違います。
あちこち探し回ると、この鉄塔のすぐ下に青の紐があり、藪が一部刈り取られている所がありました。ここか?確証はありませんでしたが、ここしかなさそうです。
すぐにルートらしき跡が現れました。踏み跡もはっきりせず、テープなども一切ありません。ルートでない、と言えばそうとも言えるような所です。
標高を維持しながら、地図・GPS・高度計・コンパスを頼りに進みます。
13:52、人口物発見。橋が掛かっている?単に上流から流れてきて引っかかっているだけか?
14:07、標高約1100m、踏み跡らしき所があったりなかったり、テープなどはありません。時には藪こぎ、急斜面を引き返したりしながら進みます。
怪しい時にはそのたびに、GPSと地図でルートを修正します。
ここでは、勘は当てになりませんね。GPS・コンパスで確認したつもりでも、ルートをはずれることがあります。 楽しいですね。
15:51、標高約1050m、登山道からだいぶ外れてしまった。 55’29”N 26’51”E の沢。
超にがて。
16:40、標高約930m。分かれ道は左を選択。登山道の終点はもうすぐです。
16:53、標高約850m、56’08”N 26’59”E、 林道に出ました。 ここまで来ればもう安心だー。
地図の点線からはずれていますが、ここで良かったようです。
ここを右折して林道上を帰ります。
17:03、タイヤ痕があります。この林道の右上には新しい林道の延長工事中です。そんなに道が要るのか?
17:07、標高約830m、10:39の写真の赤矢印から帰って来ましたよ。残りは来た道と同じです。
17:25、 到着。
帰りのルートはいたる所で道が消え、そのたびにルートから外れました。GPSと地図がなければ帰れなかったでしょう。地図の読み方の勉強にもなりました。
帰りのルートはもう通ることはないでしょう。
いい経験ができました。