2011.12.10 のブログと同じコースです。
明日1日(土)は冬型の気圧配置が強まるため、風が強く、気温が下がり、降雪も予想されます。
翌日。
行ってきました。
積雪・降雪ともにほとんどなく、昨年12月のような危険な登山ではありませんでした。
良かったのか?拍子抜け?期待はずれ?
4:25起床、4:55自宅出発、6:10黒森峠(985m)、6:50面河渓谷に到着。
7:13面河出発。天候くもり、気温約5℃、標高約700m。駐車場の車は私たちだけです。
今日は、八幡浜のTさんと愛大小屋までいっしょに行き、Tさんは面河道を石鎚神社へ、私は単独で本谷から中沢沿いを通って南尖峰を目指します。
昨年は黒森峠ですでに積雪していましたが、今年は見えません。前日の成就社からのライブカメラでも、山頂付近は筋状の雪しかありませんでした。
しかし雪がない。
緯度33度45分41秒、経度133度6分22秒。
あらかじめ、こんな地図を作って印刷しておきました。愛大小屋の場所わかりますか? 現在地がわからなくなった時、現在地を確認する時、便利ですね。現在地さえわかれば進む方向がわかるからね。ちなみに屋内や見通しの利かない木の下でも測位できました。
もちろんガーミンなどの携帯用GPSがあると完璧ですし、携帯電話にも同じような機能の付いたものがあるようです。 コスト・使い勝手・機能に応じて使い分けると便利ですね。
写真のカメラは2万円余りで買えます。
愛大小屋からの石鎚方面。雲がかかって見えません。雪がまったく見えない。
10:32 本谷、中沢の入り口、標高約1320m。葉が落ちて見通しが良くなってますね。
11:17 沢の分れ。標高約1560m。気温約マイナス4℃。
濡れている所は凍っています。そこへ足を置くと必ず滑りますよ。あたりまえ体操。
11:29 やっかいですね、一度濡れた所は乾く前に凍ってしまうんですかね。氷が岩を覆い、足を掛ける場所を奪っています。
アイゼンを付けるか?いや面倒だ、まだいける。
ウワー
氷の上に足を置くと、「天国への滑り台」 になりますよ。
当然直登はできないねー。左側も多くの氷が付いているので、さらに左の笹や枝をつかみながら上がっていきます。
笹原。雪がないね。昨年12月10日は数メートルの新雪の中、もがき苦しみ、力尽き果てそうになったなー。
12:29 おなじみの場所ですね。右から上がって来ましたよ。標高約1960m。そういえば、せっかくピッケルも持って来ていたのに使うのを忘れていました。
昨年は中沢入り口からここまで4時間15分かかりましたが、今回は1時間55分です。
雪があるとないとでは、いかに難易度に差があるかがわかります。
気温約マイナス7℃。
12:55 誰もいません。足跡はあります。八幡浜のTさんは来たのか?
石鎚神社頂上山荘の張り紙。携帯の電源を入れて見ましたが、圏外になっています。なんでやろー?
気温約マイナス7℃、13:05、そろそろ面河道を帰りますか。
13:45愛大小屋到着。 T さんが待ってくれていました。 写真は14:00愛大小屋からの石鎚。残念ながら頂上付近は雲の中です。
下山途中、15時前頃ですかねー、上がってくる年配の男性と会いいました。行けるとこまで行くとのことでしたが、今の時間上がって行って大丈夫か?
15:32 面河登山口到着。
15:52 駐車場到着
累計標高差1600m、雪はなかったけど、氷がやっかいで、歯ごたえのある中沢でした。
今週は寒い日が続き、山はかなりの積雪が期待できます。