心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

子育て応援ブログ 『人間が人間になる』ということは?

2012年03月23日 | 仕事
 朝礼での学び 「生きることと学ぶこと」大田 堯氏より
 本日のテーマ:「人間研究=教育を通しての探求」から



★著書より★ 
1. 『問』と『答』の間⇒人間は他の動物のように“本能的行動様式”によって事を処理していくのではなく、選びながらの生き方というものを特色とする。
2. 一人ひとりがユニークな問いとユニークな答えを出すその答えの出し方ないし選び方によって自分の現在及び将来が綴られていく⇒教育はアート
3. 多様な選択肢の中から、一期一会、その時その時の選択の蓄積が、その人その人格と生涯というものを形成していくと考えれば、子どもが育つということは壮大なアート。
4. 生活綴方:生活を方言で語る。体から出てくる言葉を大事にする。



■私の学び■
 『人間が人間になる』というのは、どういうことでしょうか?
 まとめてみたいと思います。

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(1)  子どもが仲間と自然の中で遊ぶ(内発性、協調性、自然の偉大さ、仕事観などを学ぶ)
(2)  家族や自分の周りの人と積極的にかかわる
(3)  自分の中から湧き出してくるもの(内発性)を大切にする
(4)  将来の姿(なりたい自分)を描く
(5)  瞬間、瞬間の選択をする(理性や道理や経験に基づくとは限らない)
(6)  経験を蓄積していく
(7)  周りの世界を広く深く知り自分がどの位置にいるかを知る
(8)  そのために歴史や社会、ものの見方・考え方などを学び普遍性を追及する必要がある
(9)  そうした中で、問い続け、想像し、創造しつづけること
(10) その中で自分が、何が得意なのか、他と違うのはどこかを見つける
(11) その上で、その持ち味を活かして社会に貢献する
(12) その中で、社会の秩序維持や公共の福祉に積極的にかかわれるようにする
(13) そうした過程を経て、人に教えてもらいながら、自分で自分の生涯を形成していく 
(14) それを次の世代に伝えていき、子や孫の時代まで責任を持つ

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ということでしょうか?


 このような原理を知り、自分自身で消化し、納得しながら子育てをしていくことが大切かと思われます。


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