心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

子育て応援ブログ 「人生最大の不幸はだれにもあてにされない孤独」

2012年04月12日 | 仕事
朝礼での学び 「かすかな光へと歩む 生きることと学ぶこと」大田 堯氏より
本日のテーマ:「やわらかい公共を求める=究極の『孤独』の時代に」



★著書より★ 
1. 極端に自己中心に走る時代があるかと思えば、共に生きることへ傾斜のかかる時代もあると思います。

2. 私は、満二八歳までは大日本帝国の臣民として、じつに固い公共の中にはめ込まれていたといえると思うのです。
 以後、敗戦を通じて、法律、制度改革のうえでは、一時期、個人主義といいますか、自分を大事にしあおうという気風の時代がほんの少しあり、つづいて、古い臣民意識、固い「公共性」のもとで染み込んだ生活習慣、感性を克服しきらないままに経済成長が展開し始め、まさに競争原理の中でお互いにしのぎを削るという状態になり、古い共同体がことごとく崩壊し、人間関係はバラバラになり、孤独化の方向へいく時代になりました。

3. 欲望が肥大化すると、自己中心へ傾注して、孤独へ向かう。つまり、我が満たされれば、バラバラになる方向へ走ってゆきます。

4. アメリカを訪れたマザー・テレサがこう言いました。「私の恐れているものは、ただ一つ、お金です」と。それとあわせて言ったことが、また重要。「私は、自分が誰からもあてにされていない、という状態に陥った人に対しては、ただ祈るほかはない」と述べています。



■私の学び■
公共:おおやけ、社会一般

 固い公共⇒国の強制や命令で全体とその秩序を重んじる⇒第三者から思想や言動を教え込まれるので、善悪の価値観がはっきりしていて生きやすいという側面もあります。

 そのような時代には、人は、上に気に入られるようにすることがうまく生きることにつながるので、明るく、元気で、控えめで、他人の手伝いを進んでしようとする傾向が見られます。

 反対に個化が進むと、人に好かれようと好かれまいと自分のやりたいことをします。点数を取ればよいので他人に気に入られる必要もありません。

⇒子どもが小さなうちはよいですが、中学生ぐらいになると、人との関係が上手く保てないと仲間はずれになったり、いじめられたりします。そして、そのまま大人になりますと、誰に対しても不親切になったり、かかわりをもたないようになると、誰からも相手にされなくなります。

 そうしますと、躁うつ病や孤独になり決して幸福とはいえない人生になってしまいます。




 やわらかい公共のイメージは、国などの権力ではなく、地域や組織においてお互いが対等の立場で積極的に全体のことや秩序のことを自主的に考え行動するといった感じで、そこで人と人がかかわりを持つことで、孤独になることを避けることができるのではないでしょうか。



 子育てにおいても小さな頃から、自分を優先する場合と、他人や組織や全体を優先しなければならないことを上手く教えておくことが重要ですね。


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1 コメント

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ねぇ (nene777ne@yahoo.co.jp)
2012-05-04 15:51:14
はじめまして!(o^-')o∠☆:゜*'ノヽ口― 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ(o・ω・o)ノ++++++++++ヽ(o・ω・o)アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ(o・ω・o)ノ++++++++++ヽ(o・ω・o)
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