心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

大工会議

2012年01月21日 | 仕事
 本日は、大工会議を当社2階の会議室にて行いました。
 参加者は、大工さん全員と工務の社員全員、そしてアフターサービス担当と事務担当でした。





 まず、私のほうから、昨年の状況を報告し、今年の方針を説明いたしました。
 昨年は、3.11(地震、津波、原発)など、今でも信じられないような大きな出来事があり、日本中が大きく振動した年でした。

 その影響もあり世の中は変化の方向が明確になり、住宅においては、ますます、耐久性がもとめられ、エネルギーを大切にするために断熱性能を上げるなどの要求が高まってきております。

 当社では、そのことに対応していくのはもちろんのこと、世の中を明るくするために、
ワクワク・ドキドキをキーワードにカワイイ・カッコイイ家づくりをしていきたいと思っていることを話しました。


 今年は、やわらぎに注目が集まるとも言いました。
 皆さまも、是非、商品を見に来てください。期待を裏切りません。


 その後、工務の責任者のTのほうから、大工さんからの意見を聞き、大工さんにして頂きたいこと伝えました。

 現場清掃やクルマのとめ方、戸締りの徹底などです。一方的にこちらのほうからお願いすることが多かったのですが、仕事が増えることに対しての抵抗が少しあるようでした。

 そこで、私のほうから大工さんに質問をしました。
「何のために仕事をしているのですか?」と。

 そうすると、ある大工さんは「生活するため」といいました。

 そうですね。生活するためにはお金が必要になります。仕事をすればお金をもらえるならなるべく、掃除や気配りなどに時間を使わないで、最低限のことをやればいいという考えになるのは当然です。
 ところが、会社のほうは、より社会をよくするため、よりお客様に満足して頂くため、より働く仲間に貢献するために働こうと日ごろから言っています。

 そうすると、会社と大工さんとでは、働く目的が違ってきますので、大工さんからしてみれば、掃除や整理・整頓などは、なるべくやりたくないというのが本音でしょう。

 そこで、今の時代は、会社も個人も社会をよくするために働き、その結果、われわれが仕事をさせて頂けることを話しました。


 その後、アフターサービスの責任者のKより報告があり、昨年1年、大工さんがしっかり施工していただいているのでクレームが減ったことと、施工不良によるものが少なくなった旨のことを発表しました。

 
このように、当社の大工さんは、みんな真面目で優秀な人ばかりです。これからも、このような学びの機会をたくさん設けまして、みんなでよりよい社会づくりに貢献していこうと確認した、有意義な会議でした。


「片づけ」セミナー

2012年01月13日 | 仕事
 この日は、住宅総合メーカーさんのセミナーに参加しました。



 「片づく家」をテーマにお話をして頂きました。
 講師は、「片づく家」のつくり方の著書などで有名なN.Kさんです。


 よい家とは、どんな家でしょうか?
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1.吹き抜け天井のリビングにスタイリッシュなダイニングキッチンのある家→デザイン重視
2.真っ白な部屋にガラス張りのバスやトイレのある家→設備重視で豊かさを実感できる
3.耐久性、断熱性、免震構造がしっかりしている家→構造重視(安全・安心)

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 いろいろありますが、結論は、
耐震性や機能・設備は、必須要素。
 その上で、「無駄なく」「無理なく」「スムーズに」過ごすための、工夫や提案が家の中に随所にある家。すなわち、「住みごこち」のよいのが、よい家ということでした。


 家づくりを成功させる「3つの間」ということで
 空間・・・収納で間を有効活用→モノと上手に付き合う
 時間・・・動線をよくする→心に潤い・ゆとり
 人間・・・コミュニケーション・プライバシー→人の和


 そのアイディアは、半端なものではありませんでした。

徹底的に収納と動線と人の目線を配慮した家をつくると、驚くことに住めば住むほど暮らしやすい家になっていき、豊かな人生が送れるということがイメージできます。







 当社のパリアスホームもこのようなご提案をしていきたいと考えております。

 最後に言っておられたのが、住宅は人生の舞台装置。その舞台や舞台装置を考え抜くことによって人生そのものが、豊かになり幸せになるということでした。

 そうですね。3つの間を考えることにも哲学があるということです。
 物事の本質をついたノウハウは、人生を豊かにするということを改めて認識し、感銘を受けた一日でした。

社内バーベキュー大会

2012年01月04日 | 仕事
 本日は、いつもどおり朝7時半に出勤しまして、社員の皆さまと「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」と元気に挨拶をし、近くの日牟礼八幡宮で初詣をすませ、彦根の営業所に向かいました。




 当社ではモデルハウスの屋上にプラスワンリビングという屋上庭園を設けております。開放感あふれる空間で他人の目を気にせず、パーティができる空間になっております。



 今日は、その空間を、その発想者でありますT社様とともに、親睦を深めながら、実際にバーベキューをしながら楽しもうという試みをT社様の担当者のK.H様からご提案いただきました。



 ただのお楽しみではありません。自分が体験した実際の感動をお客様に伝えようとするためのものです。そうです、商品がよくても、それを伝えられなかったら、お客様はそのよさを共感することができませんからね。

 T社様からは、9名、当社からは留守番以外のほとんど全員(約35名)が参加しました。心配されていました天気もよく、今回は「バーべ急便」という会社にすべておまかせしたのですが、バーベキューの量も質も演出もよく、そして軽快な音楽も功を奏し、程よいアルコールでほろ酔い加減も手伝いまして、たいへん盛り上がりました。




 この屋上庭園を木造住宅で発案された素晴らしい才能の持ち主のT社のT.O様いわく、「今は住宅を売るのではない、この空間と時間を売るのです。」、「事業の目的は、利益のみを追求するのではなく、社員とお客様の幸せを追求し、雇用を確保するなど社会に貢献することです。」、「経営の第一歩は、お客様に圧倒的に喜ばれる商品づくりからです。そのあとに顧客創造なり、社員の人間力向上があります。」など、少しお話しただけでも、本質をついています。すごいですね。このような会話は、ほんとうにワクワクします。





 というわけで、今日一日、有意義な時間をすごさせて頂きました。本当にありがとうございました。



 もう少し暖かくなってきましたら、この感動をお客様にも是非味わって頂きたいと思っております。