心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

やわらぎの想いと社名の由来

2016年03月26日 | 仕事
やわらぎの想いに、
「一生のお付き合い、だから大切に!」
というのがございます。

その想いはどこから来ているかと申しますと、まず、「やわらぎ」の社名の由来から始まります。

「やわらぎ」のルーツは、日本のルーツにおいています。

六〇四年に聖徳太子が定めた憲法十七条には、仏教や儒教の考え方が取り入れられ、天皇のもとに支配を秩序づけることや、官僚として勤務する心構えなどが説かれています。
その中に

「一に曰(いわ)く、和(やわらぎ)をもって貴(たっと)しと為(な)し、忤(さから)ふること無(な)きを旨(むね)とせよ」
とあります。「お互いの心がやわらいで協力することが貴いのであって、むやみに反抗することのないようにせよ」そんな意味です。

争い事を嫌い、和を重んじ、協調性を重視し話し合いで物事を決めていくというのが、神話の時代から引き継いでいます日本人の精神です。

大国主(おおくにぬし)命(みこと)の国(くに)譲(ゆず)り(争いをしない)の神話や
明治政府の発足時に明治天皇が先祖・神々に誓った、「五箇条の御誓文」にも「広(ひろ)ク会議(かいぎ)ヲ興(おこ)シ万機(ばんき)公論(こうろん)ニ決(けっ)スヘシ」――広く会議を開いて、すべての政治は人々の意見によって行われるようにしましょう、とあります。

このような想いをもって皆様方とともに時代を歩んでいきたいと考えております。