朝礼 平成25年1月24日(木)
テーマ:日本人のルーツを知るうえでこれまで以外で学ぶもの その6
今日は、朝から近江八幡のG-NETで、当社の子育てセミナーを開催いたしました。「しあわせ母さんのための個性心理學」ということで、一人ひとりの性格を知り人間関係をうまくいくようにするものです。大変面白かったです。
午後からは、同友会の新春例会で、吉田敬一先生のお話を聞かせていただきました。
頭が整理され、やることがより鮮明になりました。
本日の朝礼での学びは
1. 2009年8月の衆議院議員選挙で民主党が大勝したのは、まさにそういう危機意識の表れであったとも考えられる。このまま自由主義路線で突っ走ったら日本社会の良さがなくなる、ということに日本人が危機感を持った結果でありました。もっともその後の民主党内閣の迷走ぶりを見て多くの有権者が失望しているので、いまだ国の方向が定まってはおらず、今後も何度か試行錯誤が続くことになるでしょうが、日本人が新しい時代のあるべき姿を真剣に模索し始めたことは間違いないのではないでしょうか。時代の様相を正しく理解し、日本のあるべき姿を明瞭に指し示すことのできる政治リーダーが現れると、日本は大きく変わる可能性が高いのです。だから、まったく可能性がないわけではありません。
2. 民主主義は非常に危うい制度です。カリスマ性のあるリーダーが求められたとき、ファシズムの傾向を持つかもしれない力強いリーダーのほうが、優柔不断にみえる軟弱なリーダーよりも支持を受けやすい。第1次大戦後のドイツでヒットラーが極めて正当な民主的プロセスを経て選ばれたことを私たちは忘れるべきではないでしょう。
と中谷 巌氏はいっておられます。
2008年9月15日のリーマンショックが市場原理主義、すなわち儲けのためなら何をしてもよいという考え方が破たんした象徴的なできごとといえるでしょう。
確かに9.15で大きく潮目が変わったことだけは確かです。EUのギリシア、スペインの問題もここから端を発しています。
「民主主義は非常に危うい制度」と言われていますが、私もそう思います。民主といっても、個人の好き勝手を集計する制度になり下がっていますので、そこには、人類全体の
ことや、他人のこと、社会のことを考えて自分を制御しようとする考えのない人の多数決で政治が決まっていくわけですからこれほど怖いことはありません。
なぜ、国民一人ひとりの質を問わないか、非常に疑問に思います。でも歴史的観点からよく考えましたらそれも仕方ないことかもしれません。そうすると、政治家も人気取りのみの言動をするようになり、民意を受けて独裁的になり組織が量的変化を重ねていきますと、行き着くところは戦争になってしまいます。
やはり、国民のいうことを聞くのもいいですが、それは民意が正しいときです。正しくないときには、政治によって修正すべきです。政治家の役目も民意をなるべく反映して国民が
あまねく幸せになるようにしながら、もう一方で、人類が共生することに反する場合には、一国の民意より、人類全体の福祉を考えることができるような仕組みに変えなければいけないと私は、思います。
さて、皆さまは、どうお考えでしょうか?
テーマ:日本人のルーツを知るうえでこれまで以外で学ぶもの その6
今日は、朝から近江八幡のG-NETで、当社の子育てセミナーを開催いたしました。「しあわせ母さんのための個性心理學」ということで、一人ひとりの性格を知り人間関係をうまくいくようにするものです。大変面白かったです。
午後からは、同友会の新春例会で、吉田敬一先生のお話を聞かせていただきました。
頭が整理され、やることがより鮮明になりました。
本日の朝礼での学びは
1. 2009年8月の衆議院議員選挙で民主党が大勝したのは、まさにそういう危機意識の表れであったとも考えられる。このまま自由主義路線で突っ走ったら日本社会の良さがなくなる、ということに日本人が危機感を持った結果でありました。もっともその後の民主党内閣の迷走ぶりを見て多くの有権者が失望しているので、いまだ国の方向が定まってはおらず、今後も何度か試行錯誤が続くことになるでしょうが、日本人が新しい時代のあるべき姿を真剣に模索し始めたことは間違いないのではないでしょうか。時代の様相を正しく理解し、日本のあるべき姿を明瞭に指し示すことのできる政治リーダーが現れると、日本は大きく変わる可能性が高いのです。だから、まったく可能性がないわけではありません。
2. 民主主義は非常に危うい制度です。カリスマ性のあるリーダーが求められたとき、ファシズムの傾向を持つかもしれない力強いリーダーのほうが、優柔不断にみえる軟弱なリーダーよりも支持を受けやすい。第1次大戦後のドイツでヒットラーが極めて正当な民主的プロセスを経て選ばれたことを私たちは忘れるべきではないでしょう。
と中谷 巌氏はいっておられます。
2008年9月15日のリーマンショックが市場原理主義、すなわち儲けのためなら何をしてもよいという考え方が破たんした象徴的なできごとといえるでしょう。
確かに9.15で大きく潮目が変わったことだけは確かです。EUのギリシア、スペインの問題もここから端を発しています。
「民主主義は非常に危うい制度」と言われていますが、私もそう思います。民主といっても、個人の好き勝手を集計する制度になり下がっていますので、そこには、人類全体の
ことや、他人のこと、社会のことを考えて自分を制御しようとする考えのない人の多数決で政治が決まっていくわけですからこれほど怖いことはありません。
なぜ、国民一人ひとりの質を問わないか、非常に疑問に思います。でも歴史的観点からよく考えましたらそれも仕方ないことかもしれません。そうすると、政治家も人気取りのみの言動をするようになり、民意を受けて独裁的になり組織が量的変化を重ねていきますと、行き着くところは戦争になってしまいます。
やはり、国民のいうことを聞くのもいいですが、それは民意が正しいときです。正しくないときには、政治によって修正すべきです。政治家の役目も民意をなるべく反映して国民が
あまねく幸せになるようにしながら、もう一方で、人類が共生することに反する場合には、一国の民意より、人類全体の福祉を考えることができるような仕組みに変えなければいけないと私は、思います。
さて、皆さまは、どうお考えでしょうか?
昨日は、有り難うございました。
真剣に子育てをされておられる お母さん方に個性心理學をお伝えすることができ嬉しく思います。
また大橋様をはじめスタッフの皆さんにも大変お世話になりました。
本当に有り難うございました。
今後とも宜しくお願いします。