心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

わが社の経営戦略の考え方

2013年01月30日 | 朝礼
テーマ:経営戦略の考え方

 経営戦略のなかでも重要な項目は、やはり商品であります。まず、「誰にどのような商品を提供するのか」、そして「その商品どのようにして売るのか」、ここのところを決める必要があります。

 経済が右肩上がりに成長しているときには、あまりそのことにとらわれずに、どんな商品をつくっていても、また、お客様から要望のあった商品をデパートみたいに何でもありますよという方針で売っていても十分経営は成り立ちましたが、今は、そこのところは絞り込んだ方がよさそうです。

 お客様の目から見て、この会社は、誰に対してどんな商品を売っているのか、或いは、何を得意にしているのか、ということが明確にわかるようにしたほうがよいと思われます。

 お客様もこのモノ余りの時代に、また、大切なお金を将来に渡ってコツコツと払い続けるわけですから、なるべく失敗したくないと思うのは当然のことです。

 お客様の目からすると、住宅会社は山のようにたくさんあり、どの会社がどうなのか、わかりにくいというのが実情です。だからこそ、企業側からいえば、そこのところを明確にして、お客様にわかりやすくするということは、決定的に重要だといえるでしょう。

 その次に重要なのが、商品の仕様と価格です。どこまで、自由にできるのか。設計の自由度、部材の選択の自由度、また、グレードも気になるところです。要は、どれだけ自分たち好みにできるかですね。そして、その仕様やサービスに対する価格もこれまた、重要な要素となります。

 価格につきましては、建物価格が、支払金額とはなりません。土地から購入する場合も多いと思いますが、土地代はもちろんのこと、登記費用とか、借り入れのための手数料や保証料、火災保険料など今まで聞いたことも考えたこともないような意外と多くのお金がかかります。

 このように、お客様の目線でみますと本当にわからなくて、不安な要素が多いのです。
 こうしますと、家は一生に一度の買い物ですから、よい会社選びをすることが大切ではないかということです。

 よい会社とは、まじめで、誠実、うそをつかない、わかりやすくわかるまで説明してくれる。わからなくても、まかせておいて安心なのがいいですね。

 住宅会社はお客様が思っている以上に多種多様です。自分がこの会社となら長く付き合えるという会社選びをするのが一番良いのではないでしょうか?

 そのようなことを踏まえ、商品やサービスを磨いていくことが経営戦略の基本中の基本となります。

 われわれは、お客様との家づくりを通じて社会をよくしていことも考えております。

皆さまは、どのようにお考えでしょうか?




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