マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

調子に乗って

2012-04-18 11:37:24 | Weblog
スペインで購入したフラメンコギターにまでひじ宛を付けてしまいました。
(一度やりだすと、なんにでも付けたくなる性質なんです。)
接着は両面テープです。
このギターは尺八(楽器)の渡辺優氏と同じく尺八の奇才森淳氏とヴァイオリンの福森隆氏との演歌ユニット
尺ペラーズで重宝しているエレアコです。塗装皮膜が厚くて傷がつきにくいこと、ボディの厚さがうすくて
エレキギターのように扱えます。もちろん弦高は低くしてあります。

尺ペラーズで演奏する時には圧倒的にB♭、Gm、のキーが多く、まれにFがある程度。
尺八の八寸とか、六寸とかによって調が決まってしまうのね。
やってる演歌はマイナーキーが多いGmなどは3フレットの押さえが多くて、
とても左手にはきついコードばかりが出てきます。
Fは初心者は必ず逃げたくなる押さえですしね。
なので弦高は低くないと何曲もは弾けません。

このギターはバルセロナの楽器屋さんで一目惚れ買いした。
早速現地でも使おうとしましたが、
売られていた時の弦高のままだと、左指にきつくてとても流暢に弾けません。
自前で削って弾き易くするしかなくて
ヤスリやサンドペーパーを目に入る文房具屋を訪ね歩いたのですが、
昼飯と昼休みが長過ぎてお店が開いてないのよ。
いったい、いつ営業するんだよ。ってくらい気が長いのね。
デパート行っても、英語は通じないしね。案内のカウンターで訪ねても、
美人女性に二つ返事で無いと言われたような思い出が・・・
まったく、サンドペーパーくらいないのかよ!と言いたくなるような状況でした。
今みたいにI Phoneでもあれば説明がしやすかったかもしれないね。
結局バルセロナに当時住んでおられた安田さんになけなしのサンドペーパーを分けてもらい、
爪切りのヤスリとサンドペーパーでナットとサドルを削りました。今もって安田さんに感謝しております。

先日成田の『たいこまつり』にいつも招待されている森淳氏とともに尺ペラーズは
千葉信用金庫前の特設ステージにて演奏してきました。
演歌の演奏は午前1回40分、午後1回40分という2回公演でした。
販売に持っていったCDは、なんと100枚以上の売り上げをあっさりと達成。

演歌が人気なのか?尺ペラーズがグーなのか!
おどろきでした。

自分のユニットG2をもっと売らねば。

(長田君、梶君、コメント好評ですよ僕を含めファンが待ってるよ。)