マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

バリトンギターの購入を

2010-03-02 11:28:35 | Weblog
検討中です。
大学1年生の頃、先輩のグレコのJazz Bassをちょっとお借りして、
バンドのメンバーとよくなんちゃってJazzを弾いては悦に入ってました。
その後、音符はさっぱり読めないが、コードは読める安く使える新人ということで

大学の街にあったナイト・クラブでほぼ毎晩ベースを弾き、
その内容は軽いJazzスタンダード、ポピュラー、演歌の伴奏、軍歌、
果てはストリップダンサーのバック・バンドと多岐にわたりました。

河口湖、山中湖の国際興行や富士急行系のホテルでパーティーや結婚式でも
アルトサックス奏者のバンマスからAce ToneのベースアンプとTeiscoの
当時でも古いベースギターを借りて演奏。
時には立教大卒のスチールギターのバンマスからもトラに入ってくれとお呼びがかかり
リッチな事に彼所有のFenderのBass ManとJazz Bassをお借りして演奏するという
学校に出席する間のないくらい毎日ベース弾きまくっておりました。

当時は学生の本分もまっとうできないような毎日でしたが、
今にして思えば楽しくもあり、弾きたくない曲を弾くつらさも感じ、
自分のベースを買う事もなく
本当に得がたい4年間を過ごす事ができました。

ありゃりゃ、大分タイトルから話は横道にそれましたが、
わたしぁベースの音も大好きという事をお伝えしたかったのと、
普段、弾いているアコースティック・ギター・デユオ(G2US)のアンサンブル上で
もっと低音が欲しくなったわけですな。

バリトン・ギターは通常のギターの弦長が645mmくらいだとすると700mmくらい。
5,6cmは長いようだ。

チューニングは1弦がEからBに下がる。

先日のNAMMショーで高谷君がカラサーズ・ギターに展示してあったものが
いたく気に入って3日間中、3日間とも弾きに行っていた。
そうして2人でバリトンギターと通常のギターで演奏した際には
ボトムもあって、ギター・アンサンブルとしてなかなか良い感触が得られた。
ひげづらの社長のジョン・カラサー氏も
(1980年頃、現在のようなフェンダー社を盛り上げるのに大活躍した方らしい)
この演奏でにっこりして、昼飯でもどうかね!ってな感じで僕らにホット・ドッグをくれた。

バリトンギターを弾くにあたってはEからBに下がるという頭の切り替えが、
ちゃんとできれば、ぼくらのデユオの味方になると思いいろいろなメーカーを
探してはいるのですが、アコースティックものとなると、これがなかなかないんだ。

斉藤和義さんのGreg Bennettと共同開発したジャンボサイズなモデルBJS2
黒澤楽器バリトンギター
や、
ヤイリギターのU.S.AブランドAlvarezヤイリのモデルは日本国内でも売っていただくことは可能だそうですが
こちらはシングルカッタウェイですがやはりジャンボサイズ。
ヤイリGY2E

カラサーズのギターは半エレキギターだったので取り回しは楽で弾きやすかったのですが、
アコースティックという音は録れません。

Yahooで調べるとTacomaのラインアップで
Tacoma® BM6C Thunderhawk Baritone Guitarというのが出てきました。
タコマバリトンギター
1-CEというギター弾いてるので良いのでは
と思い探してみたら、もう作っていないとのこと。ガチョ~ン

中古で良いんだけど・・・でも中古もなかなか無いようです。

そこである程度スモール・ボディ+バリトンスケールのセミオーダーまで視野に入れて
現在検討しているところです。

また、あらためてバリトンギターについてはご報告したく思います。