道東探鳥ツアー4日目(最終日)は根室の「春国岱原生野鳥公園」に行きました。
春国岱(しゅんくにたい)とは、オホーツク海と風蓮湖の間に横たわる細長い砂州です。
3千年~千5百年のときをかけ堆積した3列の砂丘には、海岸、草原、湿原、森林、干潟など多様な環境が存在し、これまでに約310種の野鳥が記録されている自然の宝庫の様な場所です。(2005年ラムサール条約登録)
詳しくは下記の「春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター」のHPをご覧下さい。
http://www.marimo.or.jp/~nemu_nc/workn/index.html
ネイチャーセンター内部
干潟・草原部分
エゾジカ 草原・森林でこの様な光景がたくさん見られます。
あまり数が増えすぎ、最近では農業被害や交通事故、自然植生の破壊など問題も出てきているのも事実です。地域の環境を考えると、可愛いとばかり言っていられませんね。
風蓮湖と砂州
オオハクチョウのほか岸辺にはオジロワシやカモ達がたくさんいました。
春国岱を代表する森林の景観 (アカエゾマツやトドマツと苔)
森ではハシブトガラやヒガラ、キクイタダキのカラ混群に遭遇。
人目も気にせず、我々の目前で採食していました。他にもオオアカゲラやウソ、ミヤマカケス、シマエナガなども見ることができました。
ここ春国岱は春夏秋冬、四季折々の野鳥が観察でき、春の草原では、ノゴマやマキノセンニュウ、シマセンニュウ、エゾセンニュウ、ノビタキ、コヨシキリなど多数の鳥を見ることができるとのことでした。
あっという間の4日間、まだまだ探鳥したい気持ちをグッと抑え、最終日は昼までで探鳥を終え、帰路へつきました。
最後に、今回の道東ツアーを企画し、誘っていただいた大阪のFさん、Iさん本当にお世話になりました。ありがとうございました。また夏の道東へもご一緒させて下さい。
[確認した鳥]
ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、オオハクチョウ、コクガン、アビ、シロエリオオハム、ケイマフリ、チシマウガラス、ウミスズメ、ウミバト、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、シロカモメ、ワシカモメ、ミツユビカモメ、オオバン、ウミアイサ、カワアイサ、ミコアイサ、コオリガモ、シノリガモ、スズガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホオジロガモ、マガモ、オナガガモ、クロガモ、コガモ、キンクロハジロ、ビロードキンクロ、カルガモ、タンチョウ、オオワシ、オジロワシ、ハイタカ、ノスリ、トビ、シマフクロウ、アカゲラ、エゾアカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ヤマゲラ、アトリ、ウソ、カワラヒワ、シロハラゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ、シマエナガ、ツグミ、ミソサザイ、キクイタダキ、キバシリ、メジロ、カワガラス、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ミヤマカケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス
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