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青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

悲観の裏に。

2012年10月17日 21時57分58秒 | 青裸々日記。
玉簾の花(東京都千代田区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 予測には、二通りあります。
 ひとつは「楽観」、そして、もうひとつは、「悲観」です。


 ただし、「予測」というのは、たいてい悲観的に出たりするものです。
 「弱気」とか「ネガティブ」と言い換えても、いいかもしれません。
 なぜなら、楽観的になればなるほど、備えが甘くなるからです。
 楽観的すぎる考えをすると、熊が出るような山道すら、
 「きっと大丈夫だろう」と、丸腰で歩いてしまいかねません。
 でも、そうすると、危ない状況になるのは、火を見るより明らかですよね。
 だから、考え方を「楽観的」にシフトするというのは、
 実は、簡単なようでいて、なかなか難しいことなのです。
 世の中、楽観的に考えることが推奨されがちですが、そのためにはきちんとした根拠がいることは、なぜか忘れられがち。
 だから、「なかなか楽観的になれないんです…」と、そんな自分を責めたりする必要はないわけです。



 ただし。

 せっかく毎日を生きるなら、夢や希望、楽しみが盛り沢山のほうが、いいに決まっていますよね。
 いくら楽観的に考えることにリスクが要るとは言えど、全てに対して「どうせダメなんじゃないか」と斜に構えていては、
 もしかしたらできるかもしれないこと、叶えられることまで、捨ててしまいかねません。
 もちろん、願望もなにもなく淡々と生きていくのも、個人の自由ではあります。
 しかし、それはそれで、体は生きていても心が死んでしまっている、いわば無味乾燥な状態にもなってしまいかねません。



 物事を悲観すると、希望がなくなる半面、安全ではいられます。
 ということは、悲観するのは、つまりは「そんなにも安全を手に入れたいから」という意味が強いということの裏返しにはならないでしょうか!?


 誰にだって、大切なものはあります。
 大切だからこそ、失いたくないとか、嫌な思いをしたくない、傷つけたくないと思うわけですよね。
 そして、そんなにも大切だからこそ、「悲観的な考え方」をしてもしまうのですよね
 たとえば、躾(しつけ)に五月蝿い親が、子供を思っているように。


 だからこそ。

 悲観的になるというのは、それだけ愛おしむ気持ちがあるという意味で、
 本来、尊ぶべき気持ちであり考え方だと思うのです

 「そうなってほしくない」と怖がるからこそ、いかに大切だったかもわかるもの
 だとしたら、そうやって大切に思う気持ちに、もう少し素直になっても、いいのではないでしょうか


 「怖がるだけ」だと、足もすくみます。
 でも、「大切にしたい」だと、積極的な行動に出たり、いくつかの選択肢から、自分に合うものを選べたりもします。

 「悲観してしまう気持ち」というのは、実は、いかに「自分の中で、大切なものだったか」を、教えてくれるのかもしれませんね。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんばんは (上総介)
2012-10-17 23:37:10
世間では楽観思考の方が良い言う事が多いですが、
私も悲観的な考え方はけして悪いとは思いませんね。
(度がすぎると問題かもしれませんが)
それは危機意識の現れでははないでしょうか?
人間、「もしも」を想定して保険をかけておく様な
もの。いずれにせよ自分と言う物の上に立つ事が重要かと思います。
返信する
Unknown (Naoya)
2012-10-20 05:20:29
上総介さま>
コメントありがとうございます

楽観視を示して、煽るのは簡単なんですよね。
でも、当の本人には責任がつきまとうわけで。

だから、「自分というもの」、
つまり、本音と向き合うこと、人を尊重することが大切なのですよね!
返信する

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