青裸々日記 Aorara Diary

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「不安定」という安定。

2013年06月20日 23時50分42秒 | 青裸々日記。
白山神社・紫陽花祭りから(東京都文京区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 「心が安定している人は付き合いやすいし、物事も上手くいきやすい」と言われます。
 それはそうでしょう。
 たしかに、心がしっかりしていればこそ、上手に立ち回れることも増えるでしょうし、好感や安心感を覚えることも、自然な話ではあります。



 しかし、です。

 「安心感」にこだわるのは、そもその心がしっかり安定していないから・・・という心理が見え隠れもしようかというものです
 自分が不安定だから、安定している人や安定した精神状態をうらやむわけで、
 心の平和が保たれてさえいれば、別に安定なんてものは特段に飛び抜けて魅力的にも映らないはずなのですね。


 こういうわけで、「安定を望む人ほど不安定」という図式が出来上がるわけです。


 そうです。
 不安定な人が安定感を求めても、不安定な状態を立て直すこと自体が難しいのですから、
 安定感もなかなか手に入りにくい。
 だから、自分の不安定さ加減が、ますます嫌にもなってくる。
 これ、なかなかの曲者ではないでしょうか。



 私が思うに、本当に不安定な時は、もうどうしようもないのだと思います。
 どうにかできたらどうにかしているのが人間ですが、
 それができないってことは、本当に不安定で二進も三進も(にっちもさっちも)いかないとしか言いようがありません。
 だから、本当にどうにもできない時は、本当にどうしようもないのです。


 でも、どうしようもなくても、どうにかできたらどうにかしたいですよね。



 簡単です。
 不安定でもいいや!と、自分が不安定であることを許すのです

 突飛に聞こえるかもしれません。
 が、無理なことをやろうとするから、余計に不安定になる。
 ということは、無理をしないことが、そのまま安定感を確かにする手がかりにはならないでしょうか?



 安定感なんて、もうどうでもいいや!と言えた時、
 きっと、その状況にも勝てているのだと思います。

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