頭の中は、《蒼穹の昴》がグルグル回っております。
春児の余少群くんと梁文秀の周一囲さんの悲しみの表情、涙がぐ～～るぐ～～る…。
ドラマ放送中は春児のほうを気に入っていたけど、DVDで観ると、梁文秀もいいじゃん、タラコくちびるから目が離せない、と思ったりしてね。
歴史好き、中国時代劇好き（というかPeterの出演する歴史ドラマ好きと言ったほうが正しい）のわたしとしては、これを観ずして何を観るってわけで、横店ロケの部分とかも、食い入るように観るわけね。
清朝の衣装も、宮中での礼儀作法も、観ていて楽しい。
レンタルDVDを中文字幕で観て、いや全く中文のセリフは理解できないものの、北京発音っぽいな～とか中国語の響きも一緒に楽しめる。
いつもは、ちっともわかんない!!もう二度と中国語を聞きたくない!!とプリプリ腹立てているくせに、日本語吹き替えで観ていたらなぜか中国語でドラマを観たくなるなんて、どういうあまのじゃくなんだって感じ。
脚本がしっかりしているドラマは、やっぱ面白いな～。
Peterが主演する映画《遍地狼煙》も、ちゃんとした原作があるし、監督はハリウッドで仕事をしてきた人、共演者たちも達者な役者さんのようだし、いい映画になりそう。
近頃中国語を読む情熱がなくなっているので、丁寧に読むことはできないけど、おおざっぱにPeter部分を中心に読んでみた。
北方網 《遍地狼煙》開機何潤東小宋佳梁家輝三人
横店グループと杭州文広グループが共同投資して、浙江横店影視製作有限公司が精力を傾け製作するお正月大作《遍地狼煙》は、昨日午前、横店影視城でクランクイン発表会を行った。
ずっとハリウッドで仕事してきた香港の胡大為監督が主演の何潤東、小宋佳、梁家輝らスターを率いて現れ、この映画の、戦争の砲火の中に生まれたすばらしいラブストーリーを説明した。
何潤東と小宋佳は記者インタビューを受けているときお互いをほめあい、梁家輝は、ドラマの中でも外でも“よき師足りうる人”であり、撮影チームは、ドラマでは戦火飛び散るが、撮影していないときには和気あいあいしている。
Peterとしても、今までとは違った役に挑戦して、役者としての可能性を広げたいのかな～、なんてね。
クランクイン記者会見で着ている服は、作中の衣装でいちばんまともな一着らしい。
なんか珍しい恰好しているな～とは思ったけど。
ほかの衣装はすっごくボロボロのものなんだって。（笑）
しかないよねえ、だって、戦争映画だもの。
それに日中戦争当時の中国軍（Peterの所属するのは、国民党軍でなく、紅軍だよね？西安事件の後かな？）は軍資金はあまり豊かでなかったはず。
彼が演じるのは、山村の少年牧良逢、猟師の子供で、生まれつき銃の扱いに優れていて、射撃の腕前は抜群だ。
彼は被占領地域に潜入して、売国奴を暗殺したり、
日本鬼子の狙撃手と生死の戦いを繰り広げたり、
新四軍に協力して、日本鬼子の兵器工場や貨幣印刷工場を粉砕したり、
匪賊から捕虜を解放したり、して、
中国のすばらしい勇士となり、気骨に満ちた抗日戦争の史詩を演じる。
牧良逢という役について話しているうち興奮して、Peterは、自分の少年時代のエピソードを披露したそう。
もともと内にこもりがちだった子供だけれど、そのうち現実生活では人と接触せざるを得なくなり、だんだん心を開いて、今では明るい青年となったのだと。
あまり話をせず一日中家に閉じこもりがちで、高校卒業のプロムにも参加せず、高校時代の学友の電話番号も一人として知らない。
あまりに閉じこもっているから、お姉さんが日曜になると外に連れ出していたんだって。
芸能界に入って、人とうまくコミュニケートする能力を身につけることができたというPeter。
今回の役は田舎くさい役だ。
監督は面白がって“作中の牧良逢はジャガイモが土の中にあるよう”と語る。
Peterも自分自身には野暮ったい一面があるという。
いつもはファッショナブルな活動でもてはやされているが、近頃撮った作品は《西藏往時》から《遍地狼煙》まで、完全にこれまでのイメージをこわしている、強力に覆したともいえる。
Peterは、イメージを変えることを強く求めているわけではない、ただこの年齢にあって、ドラマで異なる人生を体験する機会を持てるのは楽しいことだ、辛いかどうかなんて考えてもいない、と語った。
この映画には、ジョン・ウー監督の娘である呉飛霞が重要な役で出演する。
彼女はアメリカで育ったので、英語しか話せず、今中国語を学習中、Peterからも教えてもらっているそう。
同じABCとして、彼女の気持ちがわかるんじゃないかな。
彼女と知り合ったのが縁で、ジョン・ウー監督のハリウッド映画に出る話が舞い込む…なんて下心を持つのはわたしくらいか…。(-_-;)
5月末に撮り終わり、公開は今年12月から来年1月を予定。
投資額は6000万元、売り上げ目標は2億を突破することだ。
銃を構える役といえば、大Sと共演した《夜半歌声》がある。
あのときもマタギファッションだったなあ。
大Sとうわさがあったけど、あれは結局《泡沫之夏》のために、会社側が仕掛けたうわさだったのだろうか。
大Sもとうとう結婚した。
あったかいリゾート地三亜で、資産家の息子と。
彼女は、結婚のご祝儀を全部東北関東大震災の被災地へ義援金としておくると言う。
えらい！大S、見直した！
中国内地では、どうして日本の被災地にだけ寄付するんだって不満の声も出ているそうだが。
《夜半歌声》ではPeterはピアノは弾いてなかったっけ？
ピアノのそばで歌っていたんだったかな。
ん～最近観てないのでよく覚えてないや。
それに、5話までしかまともに観てないんだけどね。
《星願同行》微博でのお知らせでは、より良いものにするため編集が遅れているので、第二集“秘密”は4月6日に公開されるとある。
前日にそれを報せるとは、なんというか、ん～さすが中国？
日本ではありえないな。
やっと観られるって楽しみにしていたので、ちょっとがっかり。
北京の《西藏往時》記者会に行けなくても、第二集を観られるからいっか～と思っていたもので。
パリの街並みとPeterの雰囲気がマッチしていて、第一集は面白かった。
ピアノ王子のPeterも観られたし。
それに、アップが多くて、Peterの美しい横顔や可愛い笑顔も楽しめた。
ただ、相手役の女優、ハーフかな？
なんか好きじゃない。
スカートの長さが、下品な感じで短いもん。
以前大好きだった《流星花園》続編で出てきた、杉菜のライバルの女に似ている。
嫌いなタイプの女優だ。
（Peterの相手役の女優すべてが気に入らないわけではない、たとえば、祝英台のドン・ジェとか好き。タミー・チェンは可愛くて好き。大Sだって杉菜だから、嫌いってこともないし。他にも気に入っている相手役はいる。だけど、この人、スカートが下品に短いもん…スカートの長短で好き嫌いを決めるところがすでにオバはんだ。）
あの第一集は、
Youtubeのほうが観やすくてよかった。
英語字幕もあるし…（わたしの場合、英語であろうが、中国語であろうが、まったく関係ない、どっちもちっともわかんないよ）
実は、字幕が読めなかろうが、会話が理解できなかろうがいいんだ。
Peterのステキな声を聞くことができるし、Peterが英語でセリフを言うのを聞くことができるし。
相手役をかえてくれれば言うこと無しじゃ。
パリといえば、例の白塗り道化の《巴黎童話》だ。
あの映画では、スマトラ沖地震で、Peter演じる主人公の行方が一時的にわからなくなるというエピソードがあった。
確か、撮影前年、スマトラ沖地震が起こり、津波の怖さが全世界に広まったんだった…。
今また津波の恐ろしさを、日本のみならず全世界中が改めて知ったのだ。
