自衛隊施設見学に集った4名のうち一人がクルマで来ていた。帰り道ついでと言うことで乗せて貰い、結局全員揃って気になっていた施設を訪れた。なに、4人ともアニメを見るので問題ない。
(1)東映アニメーションミュージアム(写真左)
大泉学園にある、アニメ創成期から近年では「ドラゴンボール」シリーズ、「プリキュア」シリーズなど息の長い作品を手掛ける同社のミュージアム。企業博物館ゆえ基本的に自社作品の紹介がメイン、特に「アンパンマン」などお子様向けに遊べるエリアにスペースを取っており、オジサンたちは場違いな印象。とは言え大きなパネルに連綿と映し出される過去作品のアイコンにタッチすると、その作品の概要が表示されるのにはしばし立ち止まってしまった。ミュージアムショップあり、近日公開の「ガールズバンドクライ」のグッズが充実していた。
(2)東京工芸大学杉並アニメーションミュージアム(写真右)
こちらは荻窪と西荻窪の中間、青梅街道が近い。クルマで連れて行ってもらって助かった。杉並会館と言う築50年以上の風情あるデザイン建築の中にあるが、建物自体も良く見る価値がある。あまり知られていない施設だと思ったが、外国人訪問客が3組くらい、皆よく知ってるね。
特定の企業に偏らず、日本のアニメ史全般を網羅。ただし展示が開館時からのままなのか、ここ10年くらいは手薄な印象。古いテレビを使って延々と写される昔の作品のオープニング集に見入ってしまった。資料室にはムック本、各種解説本、鑑賞可能なDVDなど多数あり、近ければ通いたいほど。見応えある施設だった。
駅まで乗せて貰ったおかげで楽に、安上がりに帰宅できた。乗せてくれた友人に感謝。