日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】パリオリンピック雑誌報道写真展

2024-09-10 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 連日うっとうしいほど結果(と言うよりメダル獲得数)が報道されていたパリオリンピック。なんかフェンシング目立ってたなーと言う印象だが、その報道写真展。本展タイトルに「雑誌」と入っているのは、日本雑誌協会所属の記者合同チームによる共同取材(撮影)ということらしい。せっかくなので、このメンバーの名前を記録しておこう。

 東川哲也(朝日新聞出版)
 渡部 薫(講談社)
 長濱耕樹(講談社)
 金子拓弥(日本スポーツ企画出版社)
 中地拓也(双葉社)
 榎本麻美(文芸春秋)
 佐貫直哉(文芸春秋)
 毛受亮介(ベースボール・マガジン社)
 鈴木英里佳(事務局)

 競技中や表彰式での写真ばかりであり、確かにアスリートの気魄や競技の激しさは伝わってくるのだが、選手村生活や会場の観客、周辺の地元住民の様子などを集めた写真展があっても良いのではないかと思った。会場内だけがオリンピックではないだろうし、そこだけ報道するのは片手落ちでしょう。

 2024年8月23日 キヤノンギャラリー銀座にて

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【写真展】栗田 尚 「新 僕の知らない鎌倉」

2024-09-10 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 たまには新しい写真ギャラリーへ行ってみようかと探し、面白そうな展示会をやっている場所を見つけて回った。

 広くないスペースだが、綺麗に装丁された額が掛かっている。いやその前に、壁に貼られた地図に引かれた無数のマーカー線。撮影地である鎌倉市の地図、そこをカメラ携え歩き回った作者の足跡。これは面白い。自分も歩いた道が多々あり、この地図を辿るだけで10分以上かかってしまった。

 4:3比率で撮影された作品はスナップ風あり、計算ずくで撮られた風あり。だが在廊していた作者に伺うと、予め計算して撮りに行くのではなく、歩いていて目に留まったもの(ピンときたもの)を撮っている由。1枚ごとに付けられている作品名は一般的なキャプションではなく作品番号(Instagramへの発表順)と言うユニークさ。鎌倉らしいシンボリックな構図は撮り尽くしたのか、風景にしろ建物にしろ一部を切り取った作品が多く、撮影場所の特定は難しい。(本稿写真の撮影場所は佐助稲荷神社)

 同時に来場していたカメラマンらしき方々と一緒に作品に向き合い、あれこれお喋りしながらの鑑賞も楽しかった。冷たいお水、ご馳走様でした。シリーズ3回目と言うことだが、次もまた来て観たい。

 2024年8月23日 銀座・CO-CO PHOTO SALONにて

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【写真展】今村拓馬 「クロニクル 」

2024-09-10 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 東日本大震災後、被災地おもに陸前高田市に通うようになった作者が撮った、被災地の子供たちの写真。同じ子供を年月を置いて取り、対比させて展示してある。大抵は2枚だが、たまに3枚ある子もいる。

 わずか2,3年で見違えるほど顔つきの変わった子も多く、驚かされる。その成長ぶりが被災地で暮らすことと関連しているのかは分からない。仮設住宅の部屋で撮られた作品も多いはずだが、一目でそれと判るものは少ない。なので、本展は敢えてタイトルにも「被災地の」的な単語を入れていないのではないか。ただそうであれば、撮影するのは被災地の子供である必要はないのではと思わないこともない。是非を言えることではないが、そこを在廊していた作者に尋ねれば良かった。

 2024年8月23日 銀座・ソニーイメージングギャラリーにて

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