日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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鹿島 茂著 「平成ジャングル探検」(講談社文庫)

2009-03-19 05:52:46 | 本・映画・展覧会
 チベット関連の大作に取り組んだ後だったので、息抜きに軽めと思われる本を読んでみた。東京の盛り場(死語?)を訪ね歩いた月刊誌連載モノ記事のまとめ本である。

 第一話が「新橋」である。オヤジの殿堂、学生オフリミットの街(笑)。レポートの中心は駅前の「ニュー新橋ビル(通称ニュー新)」。知ってる場所なだけにウンウンと思いながら読む。

 本書は、その街の現状レポートだけでなく、由来や成立の歴史・背景まで書いてあるので面白い。と言っても堅苦しいものではなく軽いタッチで仕上げられているのが良い店。

 新橋のほか新宿、銀座、渋谷、池袋等々、主に山手線内の街が続く。こうして書かれてみるとほとんどの街に行ったことはあるものの、もともと盛り場嫌いでウロチョロしないので「へぇ」「ほぉ」「ふぅん」の連発なのであった。

 本書の発行から10年ほど日が経っているが、「ニュー新」の様子はあまり変わっていない。他の街はどうなんだろうか。

 2009年3月14日 自宅にて読了
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