9月8日、5日目。昨日1日でバンコクの都市鉄道乗りつぶしが終わっていないため、今日も残りの区間を乗りに行動することにしました。ホテルで路線図を確認し、今日の行程を確認のうえ昨日より1時間早く9時に出発。まだ電車はラッシュの余韻が残っていました。
・BTSスクンビットライン(南側)
過去に乗ったのはOn Nut(E9)までだったか、Bearing(E14)までだったか忘れました。何れにしろ終点のKheha(E23)まで乗ってしまうので問題なし。途中にはタイ海軍学校があり、えっ海?と思ったらチャオプラヤ川でしたが、もう河口までけっこう近いのでした。
・MRTイエローライン(写真上左)
上記BTSと接続するSamrong(YL23)から、バンコク市街をぐるりと囲んで回るようなルートでLat Phrao(YL01)まで、意外なことに跨座式モノレールで、30km余りという路線は、大阪モノレールの21km余り(大阪国際空港~門真市)の1.5倍近く、ひょっとして世界一の長距離なのではないでしょうか?本年7月初に営業を開始したばかりだそうで、良いタイミングで乗ることができました。
・MRTパープルライン(写真上右)
上記MRTからBTSブルーラインで移動、Tao Poon(PP16)からKhlong Bang Phai(PP01)駅まで乗車しました。本路線は第三軌条方式ながら車両や運行システムはJR東日本と関連会社で受注しており、どれくらい「日本くささ」が見られるか興味を持っておりましたが、確かに車両の外板はE235系っぽい雰囲気があったものの内装は他のMRT車両と同様で、四隅にRのついた窓キセくらいしか日系車両の雰囲気はありませんでした。
・BTSスクンビットライン(北側)(写真下左)
Google Mapで地図と移動経路を確認したところ、律儀に電車で移動していたのでは時間が掛かるため、GRABを使って移動しました。最近は乗車位置の選定など、慣れてきたように思います。クルマでも45分ほど掛かって、スクンビット線の北側終点Khu Khot(N23)に到着。飛ばし過ぎでなく、モタモタ・フラフラでちょっとストレスを感じたフドライバーでした。
やってきた車両は、BTSで一番古いタイプ。丸い4つのライトは愛嬌があり親しみを感じます。ただし車内には停車駅は表示されず路線図のみ、広告ラッピングだと窓の外も見えませんので、乗り過ごさないよう気を遣いました。市内中心部まで戻ってきてヤレヤレです。
・いすゞD-MAX(写真下右)
MRTイエローラインからBTSブルーラインに乗り換える際、Lat Phrao駅すぐ近くにあるいすゞのディーラーを冷やかしてみました。ショールームにはピックアップトラックのD-MAXと、SUVのMU-Xが置かれてあり各種カタログも取り放題でしたが、荷物になるので控えました。写真のモデルはアメリカのスポーツトラック的仕様で好みではありませんが、そういう仕様が販売されている環境を羨ましく思いました。個人的に好きなのは2ドアワイドキャブである「スペースキャブ」、日本でこれにキャンパーシェルを積んでいすゞ車のイベントに乗り付けたいと思いました。
ホテル帰着も昨日より1時間早く、16時。2日掛けて、タイ国鉄(SRT)路線の電化別線であるダーク&ライトレッドラインを除き、現時点で開通しているバンコクの都市鉄道(BTS,MRT,空港鉄道ARL)の全線乗車を達成しました。とは言え、都市鉄道は簡単に延伸されるのですが。
ホテルで休憩後、夕食がてらシーロム&タニヤ界隈を彷徨ってみました。ズラリと並んだマッサージ屋のお姉さんたちの呼び込みが凄い。たまに袖を引っ張る客引きの婆さんもいます。エロくないマッサージなら受けたいんですが、この界隈でそういう店はないんじゃないかなあ。屋台の怪しげなTシャツに心惹かれながらも我慢、まだ家のTシャツが片付いていません。そしてタイでも、以前ほどモノの安さを感じなくなりました。こんな日本に誰がした。
ちなみにタイでは3泊しましたが、お酒は自制して一本も飲んでいません。節約と言うよりラウンジ&ビジネスクラスな日とメリハリを付けようという試みです。飲まなくても眠れますが、やはりちょっと寂しく感じました。
Holiday Inn Express Bangkok Sathorn 泊
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