少し前に「2」が映画化・公開されたので観に行こう、その前に断片的に「1」を観直しておこうと思いつつそのままになってしまった。結局「2」の公開も終わってしまったが、遠からずDVD化されるであろうから今さらではあるが「1」を借りて観た。
映画と言うよりドキュメント番組を観ているようだった。事実、アカデミー賞を獲ったのは「長編ドキュメンタリー映画部門」だそうだ。元アメリカ合衆国副大統領、アル・ゴアがライフワークとする、地球温暖化への警告。あまり大きくない、TVスタジオのような会場での彼の公演(プレゼンテーション)と、時おりそれ以外の彼の講演や視察活動の様子が挿入される。内容は想像通り、地球温暖化への警告そして我々にできる温暖化防止活動について。
たまにアメリカと言う国に感心するのは、こうした従来の産業界に公然と敵対するような活動をライフワークとして、ポーズだけでなく積極的に実践していること。そしてそういう人物が副大統領に任命されること。日本じゃあり得ないでしょう。例えばおおっぴらに原発反対運動をする政治家が与野党内に居ますか?
そしてその人が入閣できますか?
とは言え、アメリカ人なんだよなぁ…作中でゴア氏自身が指摘しているが、本当にムダ遣いの多い国だと思う。一方でZEV(Zero emission Vehicle)法みたいなのが成立しちゃって、ものすごく振れ幅が大きい国だと思う。日本みちな同調圧力がないんだろうな。悪い意味でお気楽な国だ。
気が付けば本作の発表から10年以上が経過した。「2」はその後の変遷を辿っているのだろうか。DVD発売が楽しみだ。
2018年1月29日 自宅にて
映画と言うよりドキュメント番組を観ているようだった。事実、アカデミー賞を獲ったのは「長編ドキュメンタリー映画部門」だそうだ。元アメリカ合衆国副大統領、アル・ゴアがライフワークとする、地球温暖化への警告。あまり大きくない、TVスタジオのような会場での彼の公演(プレゼンテーション)と、時おりそれ以外の彼の講演や視察活動の様子が挿入される。内容は想像通り、地球温暖化への警告そして我々にできる温暖化防止活動について。
たまにアメリカと言う国に感心するのは、こうした従来の産業界に公然と敵対するような活動をライフワークとして、ポーズだけでなく積極的に実践していること。そしてそういう人物が副大統領に任命されること。日本じゃあり得ないでしょう。例えばおおっぴらに原発反対運動をする政治家が与野党内に居ますか?
そしてその人が入閣できますか?
とは言え、アメリカ人なんだよなぁ…作中でゴア氏自身が指摘しているが、本当にムダ遣いの多い国だと思う。一方でZEV(Zero emission Vehicle)法みたいなのが成立しちゃって、ものすごく振れ幅が大きい国だと思う。日本みちな同調圧力がないんだろうな。悪い意味でお気楽な国だ。
気が付けば本作の発表から10年以上が経過した。「2」はその後の変遷を辿っているのだろうか。DVD発売が楽しみだ。
2018年1月29日 自宅にて