カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~人生は二度とない~(日本語字幕版)~

2022年11月15日 09時38分59秒 | 映画 / MOVIE

2011年公開の男三人の友情の旅物語の日本語字幕版。

コロナ真っただ中の2020年6月に、
インド・デリーの自宅で引きこもりながら観たが、
その2年後に日本で観るとは思わなかった。

改めて記事を読み返したが、1語の修正もないまま、
もう一度、記事にしてみる。
日本語字幕版で観てもヒンディー語で観ても、
ストーリーも感想も同じな事に驚くが、
私のヒンディー語力でも解りやすかったと言う事だね。

  <ストーリー> 

カビール(アバイ・デオール)がナターシャ(カルキ・ケクラン)に
プロポーズをしているシーンから始まる。

カビールは友人のイムラン(ファルハーン・アクタル)と
アルジュン(リティック・ローシャン)と
3人で3週間のスペイン旅行を計画していた。

アルジュンは株式ディーラーで仕事が忙しく
乗り気ではなかったがロンドンから参加、
イムランはスペインに住んでいる実の父親で
画家のサルマンに会う事も計画している。
3人はバルセロナで集合しコスタブラバ、
セビリア、パンプローナへ向かう計画だった。

バルセロナを出てすぐにアルジュンが仕事を始め、
イムランが電話を取上げて捨ててしまった事から、
雰囲気が悪くなってしまう。
アルジュンが前のGFと別れた原因も、
実はお金を優先する考え方に嫌気がさしたからだった。
そしてイムランと浮気をした事も
2人の関係がギクシャクしている理由だった。

カビールがダイビングをやろうと言い出し、
インストラクターのライラ(カトリーナ・カイフ)と出会う。
アルジュンが最初に目をつけていたのだが、
イムランがちょっかいを出す。

水が怖かったアルジュンだったがライラの指導で、
恐怖心を克服し信頼が増していく。

4人は打ち解けて一緒に食事をするようになり、
カビールが一緒に旅をしないか?と提案する。
ライラは翌日のトマト祭りに3人を誘う。

3人はブニョールで開催されたトマト祭りに参加し、
イムランはライラの女友達と親密になる。
アルジュンとライラは恋に落ちている事に気づく。
ナターシャはカビールの行動に不信感をつのらせ、
様子を見にやってくる。

ナターシャを空港に送って3人はセビリアへ向かう。
スカイダイビングをした後、
バーでいたずらを仕掛けて警察のお世話になるが、
イムランが父親のサルマンに電話で助けを求めた。
イムランの父親は3人を拘置所から救い自宅に連れて行く。
そこでイムランに家庭に責任を持たない考え方を話し、
イムランはショックを受けながらも受け入れる。

次に3人はパンプローナの牛祭りに参加する事にした。
カビールはナターシャに成り行きでプロポーズしてしまったが、
本当は結婚したくない事を二人に告白する。。
サプライズでライラがアルジュンに逢いにやって来てくる。

牛祭りは死者が出るほど危険で、生きて帰れたら・・・
イムランは書いていた詩を公表する事を誓い、
アルジュンはライラとモロッコに行く事を誓い、
カビールはまだ結婚したくない事をナターシャに告げる事を誓った。

そして・・・アルジュンはモロッコでライラと結婚式を挙げる。
カビールとナターシャは・・・結婚していなかった。

 インド映画は外国でロケする事もあるが、
 どうもスペインは珍しいらしい。
 それぞれの街並みも美しかったし、
 海や自然も美しかった。

 まだ結婚したくないのに結婚する事になってしまった、
 カビールはナターシャと仕切り直し。
 お金に振り回されていたアジュルンはライラと結婚。
 実の父親に初めて会い家族に対する考え方を聞いた、
 イルファンは詩人となる。
 旅行の前後で人生が変わってしまった3人。

 人生について考える・・・・。コロナ渦の現在、
 否応がなくとも考えざるをえないのであるが、
 普通の人生においてはなかなか時間が取れない。
 人生をリセットして、
 2009年にインドへ移住した私であった。
 今は誰の為でもなく、誰に左右も支配もされない、
 人生を送っているのは幸せと言える。

 そう思わないとねっ!


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