九份と言う町は、2001年公開の宮崎駿監督のアニメ
「千と千尋の神隠し」の舞台ではないかと話題になった。
私は知らなかったけれど。
台北から観光バスツアーもあったけれど、
正しいパックパッカー(笑)である私は、
最も安価で簡単に行けるバスを選択した。
MRT板南線中孝復興駅上から1092番のバスで1時間20分くらい。
直行でいけるので安心だ。
バス停は2つある。
九份の下から行くか上からか行くかだけど、どちらでも良いと思う
帰りは上の停留所から乗った方が座れる確率が高いけど。
上の停留所の向かい側の壁に外国の主な都市との距離が記されており、
これによると東京とは2074Kmのようだ。
停留所から下に向かう。
このようなオブジェがあったが、
クリスマス前だったからだと思う。
たぶんシーズンによって違うのだろう。
このオブジェの右側から入って行く。
下の停留所からは登り階段となるので、
上の停留所から入った方が良いかもしれない。
基山街、温泉の土産物屋街みたいな感じの店が連なっている。
、
中国人の観光客が多い。台湾人かもしれないけど、
台湾や中国でもブームなのかな。
1600年代には9人しか住んでいなかった事から、
9等分する9人で分けると言う事から「九份」と言う地名になったそうな。
19世紀に金が採れた事から発展したが1971年に閉山。
しばらくは上の写真のような道を進んで行くと分かれ道に出会う。
右手下側の階段を下りて行くと・・・・
1989年制作の台湾映画「非常城市」(二・二八事件が題材)で、
ロケ地となった事から脚光を浴びたここに出る。
そして「千と千尋の神隠し」の舞台と言われている
赤いランタンが連なる一帯へ。
九份は観光客が多くにぎやかだが、
この雰囲気は好きだ。日本の温泉街みたいだし、
近郊の金山の跡地やそれらにまつわる観光場所も良い。
(後日紹介)
この地には大きなホテルはないけれど、
民宿みたいな宿に数日泊まって、
のんびりしてみたいと思った。まぁ温泉はないけれど。
ランタンは18時くらいに点灯するらしいのだが、
帰りはバスが混みそうなのと、
知らない土地での夜間移動は危険率が高まるので、
危ない橋は渡らないのが鉄則である。
次回の楽しみにとっておくのだ。
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