日本バンタム級２位
与那覇 勇気（真正） 
那須川 天心（帝拳）
12勝(8KO)4敗1分 デビュー戦
メインの世界戦よりも話題となった、
那須川選手のボクシングデビュー戦である。
与那覇選手は１階級下のバンタム級の選手だけど、
日本ランカーである。デビュー戦をどう戦うか？
写真左側：青色のグローブが与那覇選手。
写真右側：白色のグローブが那須川選手。
１ラウンド：与那覇選手は大きく振って行く。那須川選手は、
良く見て右ジャブからワンツー、左ボディ。
与那覇選手は前進して左右のボディ。
（那須川選手：１０－９：与那覇選手）
２ラウンド：与那覇選手がプレッシャーをかける。那須川選手は、
カウンターの右ストレートからひっかけたような右フック。
これで与那覇選手がリングにグローブを着きダウンを取られる。
（後頭部に当たったように見えたけど）立ち上がった与那覇選手は、
前進してロープに詰めて行くが手が出ない。那須川選手の左ストレート、
ワンツー、左フック。与那覇選手がロープに詰めて右ボディ。
那須川選手の左ストレート。
（那須川選手：１０－８：与那覇選手）
３ラウンド：前進する与那覇選手に那須川選手のワンツーからの連打。
（那須川選手：１０－９：与那覇選手）
４ラウンド：前進する与那覇選手、那須川選手は下がりながら、
左ストレートを当てる。
（那須川選手：１０－９：与那覇選手）
５ラウンド：前進するが手が出ない与那覇選手の入り鼻に
那須川選手の左ストレート。さらにフットワークを使い、
左ストレートを当てる那須川選手。
（那須川選手：１０－９：与那覇選手）
６ラウンド：同じような展開で試合終了。
（那須川選手：１０－９：与那覇選手）
私の採点では６０－５３で那須川選手の勝利。公式採点は、
ジャッジ・マーチンが５９－５４、中村と杉山が６０－５３。
３－０の判定で那須川選手がデビュー戦を飾った。
予想していたよりボクシングになっていたと言う印象。
勝つ事を第一に考えたからだとは思うが、
倒しにいってなかったけど、１発で倒せるパンチはない感じ。
井上尚哉タイプでなく、井上拓真のような印象。
ファイトスタイルでファンを熱くさせるようになってくれれば、
ボクシングももりあがるんだろうけど、
今のところは話題性が先行している。
いろんなタイプのボクサーがいるので、
１戦１戦が勉強になる。
自分から仕掛けていって倒し切るボクサーになって欲しい。
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天心選手は髪型を変えて背水の陣で挑んだと思います。
パンチ力を強化していけば一層楽しみですね。
基本的に負けるリスクのある相手とはマッチメイクしません。
ですので当然、那須川選手が勝つ前提で観ていました。
今後は相手探しに苦労するでしょう。
誰でも踏み台にはなりたくないですから。
そうすると外国人が相手になるでしょうけど、
面白みのない試合になってしまいますね。