これは作家を目指す人向けのHOWTO本であり、
マニュアルである。これを読めば私も作家デビュー間違いなし!
というわけではない。
大沢氏が作家を目指している人を集めて、
デビューから売れるための心構えから、
するべきことを指南しているのだが、
こんな虎の巻を教えていいのか?と思うけど、
大沢氏が言うには「ノウハウは教えられても才能は教えられない。」
手段や技術を教えても才能がなければ、
デビューできないし、運よくデビューできても、
生き残っていけない、と言う事である。
そのためにはまず数えきれないほどの本を読めと言っている。
情報が少なくてはテーマを思いついたとしても、
既に過去に使われている事があるからである。
盗作でないとしても、〇〇が書いていると言われて終わる。
作家として生計を立てている人は、
誰よりも本を読んでいると言う事である。
大沢氏は生徒たちに「本を読む数が足らない」と言っている。
私も読者としてはかなり読んでいると思っているが、
数えてないけど年間100冊程度では全く駄目である。
まぁ私はしがないブロガーであり
作家を目指しているわけではないので良いのであるが。
次から次へと売れる本を書くと言う事は、
日常の勉強と他の人が思いつかない事を思いつく「才能」が大事であり、
作家として食べて行くのは大変だなぁと思う。
作家を目指している人は読んでみるといい。
なんでもそうだけど、プロって凄い。