入って左手に進むと「四連棟」という長屋風の建物がある。
台湾は1895年に日本の統治下となり、
金鉱の採掘は田中組と藤田組に任されていた。
1930年代に金鉱の採掘はピークとなり住民は15000人以上、
1936年には金5トン、銀15トン、銅11000トンにもなった。
この当時に使用されていたのが日本式家屋の「四連棟」である。
字の通り4軒の家が連なっている。
内部は見学可能で、様々な日本式の家具や設備が見られる。
畳にふすまの和室である。
床の間には掛け軸と生け花が。
我が家にもあったようなふりこ式の時計。
こたつと座布団、火鉢。
テレビもあった。
台所と呼ぶのにふさわしい造り。
木製のふろおけ。
和式の便所。
お庭。
洋室もあった。
レコードプレーヤー。
ラジオ。
今はあまり観なくなった黒電話。
でもダイヤル式だったのか・・・・
私が幼少の頃は右側に手回し式の取っ手があって、
ぐるぐる回すと交換手が出て「〇〇番お願いします」って言って、
つないでもらってたけど。
ダイニング。
押し入れか??
バスタブと洗面は洋風ななだけど、
何故か洗濯板と洗面器は木製。
金で潤っていたのか生活は豊かそうだった。。