ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

芋焼酎「晴耕雨読」顛末3

2004年05月23日 01時25分10秒 | こぼれ話
店員さんに教えていただいた東京駅地下街の酒類販売店に向かい、歩いていくと、前方の角にその店が見えてきました。遠目にも店先にはたくさんのワインが陳列されている様子。日本酒、ましてや「芋焼酎」なんか置いているのか・・・店に到着して、店頭をひとまわり。どうにもこうにもたくさんのワイン。ワインばかりで見慣れた一升瓶が見当たらない。一歩、店内に入るといくつもの棚に、いろいろなお酒が置いてあります。しかし、どれも焼酎の雰囲気がない。吟醸日本酒ばかり。しばらく店内を眺めていると、頭上の高さの棚にもなにやら日本酒らしき一升瓶が置かれていました。「一升瓶をこんなに高いところに置いて、地震でもあればまっさきに落下・・・」なんていうことを考えながら、顔を近づけてラベルを覗き込むと・・・ナント「晴耕雨読」と書かれているではありませんか!「エエッー、こんなところにあるの?」その、店内でも異質の場所に陳列されていることに唖然、そして、入手がむずかしいと聞かされた晴耕雨読が、一発で発見!これは神様仏様のご加護?なんていってる場合じゃなく、さっそくそれを1本購入しました。店員さんにいわくを聞くと、晴耕雨読は昨今、女性の間での焼酎ブームから品薄になり、小ボトルは売り切れ、一升瓶は居酒屋への供給ルートからのブローカー経由品なのだそうです。それもあって、価格はなんと5000円。ヒェー!!(つづく)