若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

子ども達と過ごした3日間

2004年08月09日 | 青年会議所の十四代目
 
筑後川河口の大川から始まって、支流の巨瀬川を上り浮羽町の「調音の滝」まで約50キロの行程を2泊3日で旅をした、そんな夏の出来事は子ども達の心に何かを残すことが出来たのでしょうか。

最終日の閉校式に「承認のプログラム」を担当しました。この3日間を支えあったパートナー、班長、班のみんな、チーム全体をそれぞれ承認しあいながらの振り返りをします。

体調が悪くて歩けなくなりそうだったこと。
班の中の人間関係になじめず帰りたかったこと。
食事が美味しく作れずに悔しい思いをしたこと。
大人たちに厳しく叱られたこと。
もう帰りたい。歩きたくない。
なんでこんなにキツイ思いをしないといけないの?

どちらかと言えば苦しいことばかりが思い起こされます。

でも乗り越えた。
頑張れた。
わたしたち頑張ったよね。
みんなでゴールできたよね。
そう話しかけたときに子ども達の目に浮かんだ涙。

最後に高校生のボランティアのお姉さんたちを承認しました。日に焼けるのがやだな~、なんて言っていた彼女たち。もしかしたら内申書にポイントがつくから参加しただけのボランティアだったかも知れない。子ども達より先に「帰りた~い」なんて言ってました。

でも子ども達がこっそり作った「感謝状」をもらったとたん、顔をくしゃくしゃにして泣き出したよね。その気持ちがあなたたちを大きく成長させたと思います。

何はともあれ事故もなく無事に事業を終えることが出来ました。会社を休んでずっと一緒に歩いたから帰ってきてからも疲れが残って迷惑かけてます。会社のみんなにも、ありがとう。

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