若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

「九州沖縄ぐるり酒蔵探訪」(ハイアットリージェンシー)

2006年02月22日 | 近ごろの十四代目
ハイアットリージェンシー福岡にて酒の会がありました。

2日間のイベントですが、プロデュースしたのは福岡の専門酒販店「とどろき酒店」さん。近年の焼酎ブームにのった企画をしたい、とハイアットから轟木さんにご相談があったそう。

「わかりました。お取引のある焼酎と泡盛を揃えましょう。でも九州には素晴らしい日本酒も多いんですよ。日本酒の紹介もしましょうよ」と言って企画にふくらみを持たせた轟木さん。素敵です…。

そして開催当日、日本酒ブースに集まる人の多いこと!
ある焼酎の蔵元さん曰く、「自分はちょっとは知られたマボロシ銘柄と思っていましたが、清酒蔵ばかり人だかりでウチには来ない…。ちょっとショックでした」

清酒は焼酎に押されていますがどう思いますか?とよく聞かれます。僕は「和酒」というカテゴリーで日本の酒文化を高められれば良いのではないか、と思います。清酒にとって焼酎を敵あつかいする必要もないでしょう(笑)。お互いに学ぶべきことは多いのですから。

ハイアットには「お酒の学校」の生徒さんたちの姿も多数。このイベントの告知はほとんどしていない(募集したとたんチケット完売したので)はずなのに、どこで嗅ぎつけて来るのでしょうか(笑)。