オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

かつてほどの情熱はないけれど

2006年05月21日 14時14分32秒 | 過去ログ
やっぱり相撲が好きです。
琴ノ若がまだ現役力士として土俵に上がっていた頃(ってもつい最近ですが)は、時間が許す限り取り組みを見ました。もちろん、大相撲ダイジェストで、という意味も含めてね。リアルタイムでの取り組みはなかなか、見られなかったもんなー。
「かつてほどの情熱」なんて大袈裟ですが、でも、当たらずしも遠からず、て感じ。
プロレスだ、K-1だと各種プロ格闘技はありますが、おいらは断然相撲です。
好きな力士がいたからもあるだろうし、小さい頃から祖父の横で見てたからもあるだろうけれど。
琴ノ若はおいらと同学年で、誕生日も二週間しか違わなかった(彼の方がお兄さん)こともあって、勝手に親近感を持ってました。それに!なんたって様子が良い(=ハンサムってことねん)んでございますよー!関脇までいったのかな、でもいつも前頭の何枚目ってところをうろうろうろうろ(笑)してて、華々しい活躍がしょっちゅうあるわけでもないけれど、時々、豪快な上手投げがびしゃっ、と決まる。そりゃもう、その上手投げったら絶品ですって!
そういう贔屓の力士が、とうとう引退してしまって、やっぱり寂しかった。ま、同い年てこともあって、思い入れも強かったし。
それに、最近の相撲ってさ、なんかこう、小技に走るようなところが目に付いて、あんまり面白くないなと思ってたし。てなわけで、一時に比べると相撲熱も随分下がってたんです。取り組みはほとんど見なくなった。翌日の新聞で星取り表を見るくらい。

やはり相撲は前に出ないとさ!
四つに組むもよし、豪快に張り倒すもよし、電車道一本、で押し捲るもよし、立会いで激しくぶつかって弾き飛ばすもよし。
そういう、前に出た相撲がおいらは好きなのね。小柄な力士にはちょっと辛いところもあるけれどもな。
ところが、立会い後の変化、とか言ってさ、立ち会って「はっけよい、残った!」で前に出ないで横に回ったり、すっと退いたりする取り組みが目立ってきてなー。これはいただけないよー。いやおいらの好みなんだけど。
今場所調子の良い千代大海も、今場所こそ、がんがん前に出て、電車道でばばばば!と押し出して勝つ相撲になってるけど、一時は立ち会ったらすぐにひょい、と体をかわしたりする相撲をしててねえ。いやはや、あなたがこれじゃいけませんや、と思ってましたよ。勝手に、ですけど。

でも、昨日の雅山は素晴らしかった。優勝争いを左右する、バルト(漢字変換めんどうなんで)との取り組み。立ち会って、があん!当たって、そのまま押し出し(寄り切り)。ニュースのスポーツコーナーで見たんだけど、気持ち良かったー!これぞ相撲!て感じでな!解説の人も言ってたけど、ああ、大関雅山だ、と思ったよ。
さて、いよいよ千秋楽。優勝するのは誰でしょう?

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