「相棒-劇場版-」見てきました。
実は、劇場版になると聞いて心配していたことが。相棒は杉下の推理や登場人物のやりとりなど、人間ドラマが売りのはず。それが劇場版ということでスケールが大きくなって、希薄になるのではないかと。ただのアクション映画になってしまうのではないかと。
余計な心配でした。しっかりと「相棒」してましたわ。台詞を一つも聞き逃せず、緊迫した展開、二転三転するストーリーとTVシリーズそのまま。
しかし、ちょっと残念だったことも。まず、“犯人”の標的はマラソンだったわけだが、その理由が明確に語られなかった点。マラソンにする必然があったのか、劇場版ということでスケールを大きくするために(制作者側が)設定した感が強かったこと。そして、“犯人”の潜伏先を突き止めたのが杉下の推理ではなかった点。まあ、アラ探しだけどね。
2時間あっという間でした。大ヒットしているらしいけど、十分納得。
あ、それともう一つ。“犯人”につながる重要なカギが劇中で示されていて、それが最期に判明し「ああ、そうだのか!」となるんだけど、実はそれに途中で気付いてしまったために最期で驚けなかったことが非常にもったいなかった。相棒を見過ぎて、常に画面の隅々を注意して見るクセが付いてしまったから・・・。
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