20頭目は

さて、ダービーである。

今年は79回目。競馬を始めてからちょうど20回目のダービーだ。

初めて見たのは第60回。ウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシンの３強ダービー。いちばんアツいダービーをいちばん最初に見てしまったのは幸か不幸か。

最も印象に残っているのが第64回。サニーブライアンの、いや大西直宏のダービー。「１番人気より１着が欲しかった。」「（府中の）直線は、（皐月賞の）中山の直線より短かった。」名言を残した勝利騎手インタビュー。あんなにカッコいいインタビューを他に知らない。

衝撃的だったのは第74回。まさかの牝馬が勝ったウオッカのダービー。当時は牡馬がだらしないだけかと思ってたが、何のことはない。ウオッカが強かっただけだった。

今年はどんなダービーになるのか。やっぱりダービーはどこか違う。

京都競馬場で売っていた歴代ダービー馬ボールペン（500円）。１本だけ購入したのは第63回フサイチコンコルド。人気がないのか？他に比べて売れ残ってたぞ。

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第79回 日本ダービー（GI ） 東京・芝・2400

ゼロスがスローで逃げるだろうが、問題はトーセンホマレボシの動き。この馬はスローだとキレ負けするが、ハイペースをスピードを持続したまま押し切るレースがあっているようで、鞍上もそういう展開に持ち込むはず。早めにゼロスを捕まえに仕掛けることになる。そんな競馬で府中の2400を乗り切るのは難しく、ならば後方待機組有利の展開か。

長く良い脚を使うという点でワールドエースが本命。皐月賞では、あの馬場で大外回してかなり脚を使っての２着。これ以上ない競馬をしたゴールドシップとの差はない。

ヒストリカルは毎日杯が圧巻。キレ過ぎるために仕掛けが難しいが、あの脚は魅力。馬体重がプラス10キロくらいなら万全。

　◎ワールドエース
　○ヒストリカル
　▲ゴールドシップ