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暁の広場

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能動素子を使わない警報機

2014-11-04 17:04:20 | エレクトロニクス


門扉を開けるとアラームが鳴る警報機を作ってみました。
方針は部品を買いに行かなくても手持ち材料で出来る事。。。門扉をちゃんと締めないと延々なり続けるのは困るのでワンショットタイマーが必要です。タイマー回路はICで簡単に構築出来るのですが今回はアナログの塊!能動素子を使わずに大容量コンデンサーとマイクロスイッチでいとも簡単に。。。
先ずはセンサースイッチの製作


これさえ出来てしまえばもう出来た様なもの コツは細いピアノ線をドアとの接触に使いバネを利用する事です。これによりスイッチのストロークを稼ぎ強い力がスイッチレバーに掛からないように出来ます。
原理はマイクロスイッチの2接点を使いcloseではコンデンサーに充電状態としopenでは充電を切り離しLEDとブザーに給電します。
コンデンサーの容量分だけ警報は作動し放電が終ると鳴り止みLEDは点灯しなくなります。
作動時間はコンデンサーの容量と消費電流に依存します。コンデンサー10、000μF、超高輝度LED( 自動点滅)は20mA、ブザー(フリッカー)は15mA この定数で約7秒動作します。更に動作時間の延長を図るにはコンデンサーの容量を増やします。


警報音(光)の役目を果たし且つ煩くない時間は6-7秒と考えました。設置場所によっては連続して長く警報音を発する必要があるかもしれません。

LED警報機の製作
これにはパトライトやフラッシュ発光が良いのですが超高輝度LED一個でやってみました。点滅に要する電子回路は不要で電流制限抵抗だけで動作します。LEDには20mA流したので抵抗値は360Ωです。夜間は目立ちますが日中は殆ど役に立ちませんww




コンデンサーと電源
コンデンサーは容器に入れるだけとしてコンデンサーを充電する電源は幾つかの選択肢があります。最も安定して確実なのは12VのACーDCアダプターで容量はスイッチング式なら2A以上トランス式なら1Aもあれば良いでしょう。充電初期には瞬間で2A以上流れ敏感な保護回路搭載の高級アダプターほど給電出来ない事が有ります。
次は鉛シールドバッテリー 今回はコレを使いました。コンデンサーの充電は1秒程で完了しますがその後も僅かながらリーク電流が流れます。数ヶ月に一度は充電が必要です。鉛バッテリーを充電するソーラーパネルが有れば完璧となります。




ブザー(フリッカー)
12v印加で断続音を出します。スピーカーやらアンプを使わない全く簡単な警報音。


大変だったのは配線の引き回しと接続でした。端子台と車用の圧着端子で接続しました。

結果
快調動作中 門扉をあけると赤色LEDが点滅し宅内ではブザーがピッピッ



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